住みながらリフォームするメリットは?デメリットや注意点もご紹介!

リノベーション
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一般的にリフォーム中は仮住まいを契約しますが、住みながら工事を進めることも可能です。住みながらリフォームを進めるメリットはどこにあるでしょうか。

デメリットや注意点とともに解説していきます。住みながらリフォームができれば、仕事で忙しい方も気軽に工事が進められるでしょう。

家のリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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1. 住みながらリフォームするメリット

住みながらのリフォームは、どのようなところにメリットがあるのでしょうか。キッチンや浴槽などの設備交換・部分的な床や壁紙の張替え・収納の造作など小規模の工事であれば、住みながらリフォームもできるため、状況に合わせて検討してみましょう。

1-1. 引っ越しの手間が不要

住みながらリフォームする最大のメリットは、引っ越しの必要がないことです。荷物をまとめたり仮住まいを探したりする手間が省けるため、仕事など他のことに時間を充てたい方に向いています。

小さなお子さんがいて家事・育児が大変な家庭にもおすすめで、リフォームにかかる負担を大きく軽減できるでしょう。

1-2. 仮住まいの費用がかからない

リフォーム中は自宅に住めるため、仮住まいの費用がかからないこともメリットです。仮住まいにはいくつか種類がありますが、数ヶ月程度の短期契約の場合はウィークリーマンションやマンスリーマンションを選びます。

1ヶ月契約した場合、10万円以上の費用がかかるため、その分の費用を削減できるのは大きな利点です。

1-3. 工事の進捗が把握できる

住みながらリフォームを進めると、工事の進捗が把握できます。変化の過程を見られるため、より家に愛着が湧いてくるでしょう。

また、工事途中で不具合に気づいたら、すぐに伝えられることもメリットです。不良工事を未然に防げるため、より快適な住宅が完成します。

1-4. 防犯対策ができる

リフォーム中はさまざまな人が出入りするため、空き巣に入られる可能性もあります。特に外壁・屋根塗装を行う場合、家全体を養生で覆うため周囲から見えづらくなります。

足場から2階にも侵入できるようになるため、空き巣のリスクは高まるでしょう。住みながらリフォームを行うことで、防犯対策にもなります。

1-5. 要望をタイムリーに伝えられる

要望をすぐに伝えられることも、住みながら工事を進めるメリットです。コンセントをつける位置や照明スイッチを取り付ける高さなど細かい部分まで伝えると、満足度の高い住宅に仕上がります。

ただ、基礎や構造部分の途中変更は困難なため、工事が竣工する前にしっかりと計画しておきましょう。

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2. 住みながらリフォームするデメリット

続いて、住みながらリフォームを進めるデメリットをご紹介していきます。事前に以下の注意点を押さえておけば、リフォーム後に失敗したと後悔する心配もないでしょう。

満足度の高い工事にしていくためにも、細部までこだわりを持つことが大切です。

2-1. トータルコストが上がる可能性がある

住みながらのリフォームでは、工事に必要な道具を毎回運搬したり水道を止められなかったりと工期が長引く可能性があります。工事がスムーズに進まないと、費用も高くなっていくため、最終的なコストが嵩んでしまうでしょう。

キッチンや浴室のリフォームだと、外食費や銭湯代などが発生するため、生活面での支出が増える場合もあります。

2-2. ホコリや汚れが付く恐れがある

リフォーム時には設備を解体したり基礎部分を壊したりするため、多くのホコリが舞います。ハウスダストなどアレルギーがある方にとっては、過酷な環境となるでしょう。

また、家具やインテリアが汚れてしまう可能性もあります。掃除の手間が増える恐れがあるため、工事を進める前に対応できるかどうか検討しましょう。

2-3. 荷物の移動が負担になる

リフォーム中は、荷物を移動しなければなりません。他の場所に移動する手間もかかってきます。

場所の確保も必要になってくるため、事前に空いているスペースがあるか確認しておきましょう。特に、寝室に荷物を置いてしまうと、寝るスペースが制限されます。

荷物を置く場所を決めるときは、生活に支障がでないかしっかりと考えましょう。

2-4. 職人の出入りがストレスになる

リフォーム中は、多くの職人が家の中を行き来します。気疲れしやすい方はストレスになってしまうため、事前に対策が必要です。

職人が家の中にいると、気軽にトイレに行けなかったり食事が取れなかったりするため、ストレスを感じやすい方は別の場所に仮住まいを探した方が良いでしょう。

2-5. 騒音が気になる場合がある

工事中は、騒音も気になります。工事音に耐えられない方や受験勉強をしている方は、仮住まいを探すか生活リズムを工夫した方が良いでしょう。

リフォームを進める前に家族で話し合っておくとトラブルに発展しにくくなるため、事前に家族全員の意見や生活リズムを把握しておくことが大切です。

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3. 住みながらリフォームする際の注意点

最後に、住みながらリフォームするときに押さえておきたい注意点をご紹介していきます。以下のポイントを押さえておくことで、スムーズに工事を進められるでしょう。

3-1. 工事時期は慎重に考える

リフォームの内容によっては、工事中にエアコンが使えなくなる可能性があります。寒い時期や暑い時期に工事をしてしまうと、ストレスを感じてしまうでしょう。

また、お子さんの受験を控えている場合も避けることをおすすめします。家族全員の負担が軽減されるよう工夫することが重要です。

3-2. 荷物はトランクルームに預ける

工事がスムーズに進むように、大きな家財道具はトランクルームに預けておくのが良いでしょう。不要なものはリフォームをきっかけに断捨離してみるのもおすすめです。

荷物を移動させるかどうかは工事内容によって決まるため、優先順位を決めて工事を進めていきましょう。

3-3. 水回りが使えるか確認する

工事内容によっては、キッチン・浴室・トイレなど生活の必需品である水回り設備が使えなくなる可能性があります。あらかじめ、何が使えなくなるのか、どのくらい止まるのか把握しておくことが大切です。

特に小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、生活の負担にならないように配慮する必要があります。

3-4. 予算はあらかじめ設定しておく

スムーズにリフォームを進めるためには、予算の設定も重要なポイントです。使える予算は事前に把握しておきましょう。

資金計画をする際は、上限と希望の2つを設定することをおすすめします。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、住みながらリフォームするメリット・デメリットや注意点をご紹介してきました。住みながら工事を進めると、引っ越しの手間や費用を少なくできる他、防犯対策もできます。

ただ、荷物の移動をする必要があることや職人が出入りすることはデメリットです。騒音やホコリなども気になるため、工事時期は慎重に決めましょう。

契約する前に、水回りが使えるかの確認も行なっておく必要があります。