可動式間仕切りとは?自宅に取り入れるメリットや注意点を解説!

リノベーション
この記事は約6分で読めます。

可動式間仕切りは自宅の空間を仕切るのに効果的な設備です。最近では住宅展示会でも提案されることが多く、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

可動式間仕切りは大規模な工事が不要で簡単に取り付けられるため、壁などと比べると、あらゆるシーンで活用できます。この記事では可動式間仕切りの特徴や種類、取り入れる際の注意点などを解説していきます。

住宅の新築時やリフォーム時に可動式間仕切りの設置を検討している方は知っておくと良いでしょう。

スポンサーリンク

1. 可動式間仕切りとは?

可動式間仕切りとはリビングと寝室などの個室を区切るためのパーテーションのことを指します。

戸建て住宅はもちろん、最近では賃貸にも取り入れられており、住まい空間を有効活用することが可能です。そんな可動式間仕切りにはどのような特徴があるのでしょうか。

以下、可動式間仕切りでできることとその選び方について詳しく見ていきましょう。

1-1. 可動式間仕切りの特徴

可動式間仕切りは左右にスライドして開閉するため、自由に出入り口を決められます。間仕切りを全開にしておけば、1つの大きな空間にもなるため、2通りの空間コーディネートが可能です。

可動式間仕切りの使い道は多種多様で、収納スペースにしたり子供部屋として区切ったりとそれぞれのライフスタイルに合った使い方ができます。

1-2. 可動式間仕切りの選び方

可動式間仕切りの種類は引き戸タイプや、折れ戸タイプなど色々な種類があります。自宅に可動式間仕切りを取り入れる際はそれぞれの特徴を把握し、目的に合ったタイプの商品を選びましょう。

スポンサーリンク

2. 可動式間仕切りの魅力

可動式間仕切りを自宅に取り入れるメリットは以下の5つが挙げられます。自宅に取り入れたいと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

2-1. 自由にレイアウトできる

可動式間仕切りの最大のメリットは何と言ってもレイアウトの自由度でしょう。目的に合わせて、空間を区切ったり繋げたりできるため、生活しやすい環境が容易につくれます。

リビングや洋室がそれぞれ狭くても、可動式間仕切りを設置し、扉を開けておくことで広々とした一つの空間が完成します。扉を閉めれば、各空間も独立するため、好みやライフスタイルに合わせてレイアウトを検討してみましょう。

2-2. プライバシーが保護される

可動式間仕切りを自宅に設置するメリットとしてプライバシーが守られる点も挙げられます。お子さんの成長に合わせて、空間を仕切れるのは魅力的です。

勉強や着替えなどさまざまなシーンで活用できます。

2-3. 採光を考えられる

新築時やリフォーム時に壁を設置してしまうと、そこからの採光は遮られてしまいます。しかし、可動式間仕切りであれば採光をコントロールすることが可能です。

また、素材によっては通気性も期待できるため、より快適な住宅づくりができます。

2-4. 工事期間を短縮できる

壁を新たにつくる場合、大掛かりな工事が必要です。内容によっては電気工事も必要になってくるため、複数の業者に工事を依頼しなくてはなりません。

その点、可動式間仕切りは1つの業者のみで工事が完了します。工期も短いため、負担が少ないのもメリットです。

スポンサーリンク

3. 可動式間仕切りを取り入れる際の注意点

可動式間仕切りを自宅に取り入れる際は以下の点に注意しましょう。

設計段階で考えられると、工事後に失敗したと後悔するリスクもなくなります。しっかり頭に入れておきましょう。

3-1. 圧迫感が出てしまう場合がある

広い空間を可動式間仕切りで区切る場合、空間が狭くなり圧迫感を感じてしまう場合があります。開放感を求めるなら、可動式間仕切りはあまり向いていないでしょう。

開放感をあまり必要としない勉強スペースや書斎として利用することをおすすめします。可動式間仕切りを取り入れる際はどのような目的で使用するのか明確にしてから設置するようにしましょう。

3-2. 追加工事が必要

可動式間仕切りで空間を仕切ると、それぞれの空間の明るさが足りないことがあります。そのような場合は照明器具を新たに設置しなければならないため、追加工事が必要です。

コンセントや照明の配線など間仕切りを取り入れる前提で住宅を設計していくことをおすすめします。

3-3. 遮音性が低い

可動式間仕切りにはさまざまな種類があり、最近ではDIYしたものを設置する方も増えています。しかし、あまりにも簡易的な可動式間仕切りだと音漏れが気になるなどプライバシーが守られません。

機能性を重視したいのであれば、パネル式の可動式間仕切りを設置するか壁を新たにつくることをおすすめします。

3-4. 空間が余る可能性がある

子供部屋を可動式間仕切りで区切った場合、お子さんが大きくなったときに使わない空間が出てしまう可能性があります。

住宅の余った空間は収納スペースや趣味の部屋、客間としても活用できるため、それぞれのスタイルに合わせて空間の用途を変えてみるのもおすすめです。

3-5. 子供部屋に設置する際は使い勝手を平等に

子供部屋を可動式間仕切りで区切る場合は使い勝手を均等にすることを忘れないでください。面積だけで分けてしまうと、居心地の良さに差が生じてしまい、お子さんにストレスを与えてしまいます。

窓やスイッチ、コンセント数はできるだけ平等に分けましょう。平等にできない場合は付加価値を付けることをおすすめします。

日当たりの悪い部屋には天窓を、収納スペースがない部屋には棚を多めに用意したりなど工夫してみましょう。

スポンサーリンク

4. FLIE(フリエ)なら購入した物件のトータルコーディネートサービスが受けられる

新しい住まいを購入した後、カッコよく、素敵な家にしたいけど、どんな風にしたら良いのか自信がない。そんな事ありませんか?

FLIEエージェントのサービスは、物件購入のサポートにとどまりません。
リフォームリノベーションのご相談や、インテリアコーディネートのご相談も承っています。

物件を購入して、リフォーム・リノベーションをする。
暮らしに合う可動式間仕切りを導入すれば、日々の生活もより快適になるでしょう。

FLIE(フリエ)ではそんなトータルコーディネートを提案します。

5. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は可動式間仕切りについて解説してきました。可動式間仕切りは空間を自由にレイアウトできる人気の設備です。住宅の採光や通風も考えられるため、より過ごしやすい住宅環境を整えられます。

家族構成やライフスタイルの変化にも柔軟に対応でき、あらゆる使い方が楽しめるでしょう。可動式間仕切りを自宅に取り入れる際は将来を見据えて、長く使えるか検討することが失敗しないポイントです。

これから自宅を新築・リフォームする方や賃貸物件をお探しの方はぜひ可動式間仕切りのある空間も検討してみてください。