洗面所の床材は何を基準に選ぶ?選び方やおすすめ素材をご紹介!

リノベーション
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洗面所のリフォームを検討している方の中には、床材選びに迷っている方も多いのではないでしょうか。洗面所の床材は日々の生活にも関わるため、慎重に選びたいところです。

そこで今回は、洗面所の床材を選ぶ際に押さえておきたいポイントや施工できる床材の種類などをご紹介していきます。また、床材はいつ張り替えたら良いか分からず、そのままに放置されがちです。交換するタイミングについてもあわせて知っておくと良いでしょう。

すでに張り替えを検討している方はもちろん、中古住宅を購入した方にも読んでいただきたい内容となっております。ぜひ参考にしてみてください。

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1. 洗面所の床材を選ぶ際に考慮すべきポイント

洗面所の床材を決める際は以下のポイントに注意しましょう。

デザインだけで選んでしまうと、使いづらくなってしまい、生活に支障が出る場合もあります。リフォームでより快適な住宅にするためにも、あらゆる視点から分析していくことが大切です。

1-1. 滑りにくさ

脱衣所としても利用される洗面所は、転倒リスクに備えて滑りにくさを重視しましょう。滑りにくさの観点からいえば、フローリングよりクッション性のあるタイプの方が足腰への負担も軽くなります。

特に小さなお子さんや高齢者がいる家庭は安全のため、滑りにくい素材を取り入れることが大切です。

1-2. 耐久性の高さ

洗面所は毎日使用する場所であるため、耐久性も重要です。傷や汚れが付きにくい素材であるか購入前に確認しましょう。水や汚れが染み込みにくい床材は日々のお手入れも簡単にでき、綺麗な状態が維持できます。

清潔感のある脱衣所をつくるためにも、床材の耐久性はできるだけ高いものを選びましょう。

1-3. お手入れのしやすさ

洗面所は日々の手洗いや歯磨きなどで水が飛び散ったり、化粧品やヘアケアなどの油分が床に落ちたりします。

水分や油分は床の滑りやすさに繋がるため、しっかりお手入れしておく必要があるでしょう。掃除しやすい床材を選ぶことによって、転倒リスクも軽減されるはずです。

1-4. 配色バランス

洗面所の床材を選ぶ際は、家具や家電・浴室などの色合いも考慮する必要があります。バランスの取れてない配色はごちゃついた印象を与えてしまうため、落ち着かない空間となってしまうでしょう。

床はベースカラーに分類されるため、統一感を出したいのであれば他のお部屋と同系色、洗面所をアクセントにしたいなら反対色など工夫してみることをおすすめします。

1-5. インテリア性

洗面所の床材は柄も重要です。シンプルな空間にしたい場合は無地や木目調、遊び心のある空間にしたいならヘリンボーンや花柄などこだわりを見せるのも良いでしょう。
※ 参考記事: 「ヘリンボーン床の魅力とは?注意点やおすすめのインテリアをご紹介!

住宅全体のバランスを見ながら、インテリアを考えていくことが大切です。どんな空間で過ごしたいのか参考事例などを集めておくことをおすすめします。

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2. 洗面所に施工できる床材の種類

ここからは洗面所におすすめの床材についてご紹介していきます。それぞれの特徴をよく理解して、最適な床材を選んでいきましょう。

2-1. フローリング

フローリングは天然木でできた無垢フローリングと板やシートを張り合わせてできた複合フローリングの2種類があります。

ナチュラルな印象で居室との一体感が生まれますが、耐水性はありません。水が染み込んでしまい、木材が腐食する可能性もあるため取り扱いには注意が必要です。耐水性や耐汚性の高い複合フローリングなら、比較的清潔な状態を保てるでしょう。

※ 複合フローリングについては、「複合フローリングの魅力とは?メリットとデメリットをご紹介!」で詳しく解説しています。

2-2. クッションフロア

ビニール素材であるクッションフロアは水に強いため、水回りにおすすめの床材です。通常の水汚れならサッと拭き取るだけでお手入れが完了します。施工費用も安く、取り替えやすい床材といえるでしょう。

ただ、商品によっては滑りやすい場合もあるため、小さなお子さんや高齢者がいる家庭には向いていません。

※ クッションフロアについては、「クッションフロアはデメリットが多い?設置に向いている場所はどこ?」で詳しく解説しています。

2-3. フロアタイル

フロアタイルはクッションフロアより耐水性に優れており、高い強度も持っています。デザインの種類も多く、木目調や石目調などインテリア性を高められるのも魅力の一つです。

ピース状になっているため施工も比較的簡単に行えますが、価格はクッションフロアより高くなります。予算とのバランスを考えながら最良の床材を選んでいきましょう。

2-4. コルク

洗面所の床材にはコルクもおすすめです。コルクは細かな気泡から成る素材で、水分やカビが浸透しにくい特徴があります。

また、耐水性にも優れているため、少しの間なら水分を放置していても腐食することはないでしょう。さらに、弾力性も持ち合わせているため、万が一、転倒しても衝撃を和らげてくれます。

2-5. タイル

洗面所のデザイン性を重視したいならタイルも良いでしょう。スタイリッシュで高級感のある空間を演出してくれるため、他とはひと味違う洗面所になるはずです。

耐水性もありますが、硬い素材で転倒すると怪我の恐れがあります。表面に水分が付いたまま走ると大変危険です。小さなお子さんがいる家庭での導入は避けた方が無難でしょう。

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3. 洗面所の床材はいつ張り替える?

最後に、洗面所の床材を張り替えるタイミングについてご紹介します。床材に以下のような症状が見られた場合は早急に張り替えを行いましょう。

3-1. カビが大量発生しているとき

床材にカビが発生しているのを発見したら張り替えの時期です。そのまま放置しておくと、洗面所だけでなく住宅全体の劣化に繋がります。

床の一部が柔らかくなっている場合もあるため、一度業者に床材が腐食していないか見てもらった方が良いでしょう。床材が傷んでいる場合は早急に取り替えを行なってください。

3-2. 破れを発見したとき

床の一部が破れているなどの症状を発見した場合も交換する必要があります。

そのまま放っておくと、汚れやホコリなどが入り込み、カビの原因となるでしょう。洗面所の床材はお手入れをしていないと劣化に気付かないため、定期的に掃除をすることをおすすめします。

3-3. 汚れが落ちないとき

お手入れをしていてもなかなか汚れが落ちない場合は、カビが大量発生していたり木材が腐っていたりします。洗面所は清潔な状態を保っておきたいため、速やかに床材を張り替えましょう。

その際は機能とデザインのバランスを考慮して、使い勝手の良い素材を取り入れることが大切です。条件を整理して、適切な床材を探しましょう。

3-4. 床が浮いているとき

一般的に洗面所の張り替えは10年スパンといわれていますが、その間に劣化が見られる場合もあります。経年劣化によって床のコーティングが剥がれて浮いていることもあるため、定期的にチェックすることが大切です。

丁寧に使用することで良い状態を長く保てるため、日々の生活習慣も見直してみると良いでしょう。

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5. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、洗面所の床材についてご紹介しました。洗面所の床材を選ぶ際は、滑りにくさや耐久性・インテリア性などを考慮する必要があります。床材の種類によってそれぞれ特徴があるため、自身のライフスタイルや条件を整理して考えてみましょう。

また、床材に破れやカビが発生している場合は交換時期となるため、早急に対策することをおすすめします。