キッチンの照明はどう選ぶ?失敗事例やおすすめのライトをご紹介!

インテリア
この記事は約6分で読めます。

せっかく注文住宅を購入するなら、細部までこだわりのある住宅をつくりたいものです。特にキッチンの照明は失敗しやすいため、注意して設計する必要があります。

今回は、キッチンの照明を考える際に知っておきたいポイントやおすすめのライトの種類をご紹介していきます。失敗事例についてもご紹介するため、キッチンにこだわりたい方はぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク
任意売却なら「未来改善パートナーズ」

1. キッチンの照明で多い失敗例

キッチンは毎日使う場所であるため、ライフスタイルに沿って適切な照明を設置しなければなりません。

選び方を間違えてしまうと、生活がしづらくなってしまうだけでなく追加費用も発生します。無駄な出費を増やさないためにも、キッチンの照明選びでよくある失敗を知っておきましょう。

1-1. 手元が暗い

まず、キッチンの照明でよくある失敗は、照明の数が足りなかったり位置が悪かったりして手元が暗いことです。キッチンでは調理をするため、手元が明るい方が良いでしょう。包丁など刃物を使う場面も多いため、手元が暗いと危険です。

安心して調理を行うためにも、照明の数や位置に注意しましょう。

1-2. スイッチを分けるべきだった

キッチンの照明は一般的にシンク上と通路上の2ヶ所設置しますが、スイッチを1つにまとめてしまうと、明るさを調節できないデメリットがあります。

特に深夜にキッチンに入る場合は、明る過ぎて目が覚めてしまうこともあるでしょう。リビングに光が漏れないように、スイッチは分けて設置することをおすすめします。

1-3. 電球色を選びがち

リビングやダイニングとの統一感を出すために、キッチンの照明は電球色を選ぶという方も多いでしょう。

しかし、電球色は温かみのある色で、調理をする際には不向きです。手元が見えづらくなってしまう可能性もあるため、キッチンの照明は用途を考えて選ぶようにしましょう。

1-4. 模様替えで違和感

長く住む予定の方は、模様替えをすることも考慮してキッチンの照明を選ぶことをおすすめします。

照明の種類や位置によっては、模様替えで家具の配置を変えてしまうと、変な場所に影ができてしまうこともあります。さまざまなレイアウトに対応できるように、将来を見据えた照明計画を考えましょう。

スポンサーリンク

2. キッチンの照明で失敗しないための工夫

キッチンの照明計画をする際は、以下の点に注意する必要があります。それぞれポイントをしっかり押さえ、失敗したと後悔することがないようにしましょう。

2-1. 取り付ける位置に注意する

キッチンの照明は手元が暗くならないように、立つ位置よりも少し前に配置することが大切です。ライトが前にあれば、影ができる心配もないため、快適な環境で調理ができるでしょう。

光量や灯数など細かい部分にもこだわり、落ち着いて作業できる空間をつくってみてください。

2-2. 電球の色は昼白色か温白色

キッチンには電球色が向いていないため、昼白色か温白色の照明を使用するようにしましょう。シンク上の照明や通路上の照明などスイッチを分けることで、明るさの細かい調節も可能です。

手元が見えやすい明るさをしっかり保った上で、シェードなどデザインにこだわるようにしましょう。

2-3. 素材を統一する

照明のデザインはリビングやダイニングと統一することで、一体感が生まれます。よりデザイン性の高い空間が演出できるため、照明の形やシェードの色にもこだわってみましょう。

お部屋にマッチした素材を使えば、より心地良い空間の中で過ごせるはずです。キッチンの照明を選ぶ際は、お部屋全体のバランスを考慮しながらコーディネートしていきましょう。

2-4. 動線を考える

キッチンの照明を決める上で動線を考えることも重要です。これは光を照らす部分を明確にするためであり、特に調理スペースや家具家電が集中しているスペースは満遍なく当たるようにしましょう。

その中でも戸棚は影ができやすいため、よく考えて設置することをおすすめします。

2-5. 照明の個数も重要

キッチンは照明の個数によって、適切なワット数が異なります。一般的なI型キッチンに2灯設置するなら100Wずつ、3灯なら40W~60Wずつになるため、キッチンの広さに合わせて検討してみましょう。

その際、照明の間隔も重要で2灯の場合は50cm~60cmになるようにしましょう。3灯なら35cm~40cmがおすすめです。

スポンサーリンク

3. キッチンに向いている照明の種類

ここからはキッチンにおすすめの照明をご紹介していきます。ライフスタイルや好みに合わせて最適なタイプを購入してみましょう。購入前に、それぞれの特徴を押さえておくとスムーズに選べるはずです。

3-1. ダウンライト

天井に穴を開けて設置するタイプのダウンライトは、器具部分が天井に隠れるためスッキリとした見た目になるのが特徴です。圧迫感を感じさせないため、狭いキッチンにも向いているでしょう。

照明の明るさや照らす範囲にはさまざまな種類があるため、使用する場所を選ばないのも魅力の一つです。

3-2. ペンダントライト

コードやチェーンなどで天井から吊るすタイプのペンダントライトは、キッチンのデザイン性を高めたい場合におすすめです。部分的に照らす照明であるため、手元を明るくするなど使用用途は限られます。

アイランドキッチンやペニンシュラキッチンの天板をカウンターテーブルとして使用する際に有効です。

※ ペンダントライトの魅力については、「ペンダントライトの魅力とは?注意点やおすすめ商品もご紹介!」で詳しく解説しています。

3-3. シーリングライト

天井に直付けするタイプのシーリングライトは、価格が他の照明より安く気軽に取り入れられます。見た目もシンプルでキッチンのインテリアを邪魔しません。

しかし、一般的なシーリングライトはサイズが大きいためキッチンに設置すると圧迫感が出る可能性もあります。そのようなときは、小型シーリングライトを使用するようにしましょう。

3-4. スポットライト

狭い範囲に光を照射させるスポットライトは、見た目がスタイリッシュでインテリアとしての機能もあります。スポットライト1つでは十分な明るさを確保できないため、複数設置する必要があるでしょう。

アイランドキッチンのように、お部屋の明るさが制限されないキッチンへの設置がおすすめです。

※ 参考記事: 「スポットライト照明の魅力とは?おしゃれな活用方法をご紹介!

3-5. ベースライト

細長い天井照明であるベースライトは、キッチン全体を照らせる照明です。キッチンは細長い間取りが多いため、スペースに合わせた照明計画ができますが、家具や家電の配置によっては影ができてしまうこともあります。

サイズ展開も多いため、広さに合わせて適切な照明を選ぶようにしましょう。

スポンサーリンク

4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、キッチンの照明計画で注意すべきことや失敗事例についてご紹介してきました。

キッチンは生活の中で使用頻度の高い場所であるため、しっかりと計画する必要があります。デザインだけで選んでしまうと、作業に集中できなかったり怪我をしてしまったりと危険です。より安全に快適に調理ができるように、今回ご紹介したポイントを守って商品を選ぶことをおすすめします。

キッチンに設置できる照明の種類はたくさんあるため、生活の仕方や条件に合わせてお気に入りの商品を購入してみましょう。また、キッチンをコーディネートする際はお部屋全体のイメージを考慮することも大切です。統一感のある住宅を目指しましょう。

FLIE magazine 編集部

お客様の”住みたい”気持ちを形にしたい!
確かな情報で安心、かつ納得した上で不動産取引が出来ることを目指し、不動産・リノベーション・暮らしの情報を発信しています。

FLIE magazine 編集部をフォローする
インテリア
スポンサーリンク
FLIE magazine