2LDKで二人暮らしするなら!おすすめの家具レイアウトとは?

インテリア
この記事は約6分で読めます。

2LDKはリビング・ダイニング・キッチンが独立しており、居室が2部屋ある間取りです。カップルや夫婦など2人暮らしに人気があり、家具やインテリアのコーディネートも自由におこなえます。家具レイアウトの仕方もさまざまな方法があるため、迷ってしまう方も多いでしょう。

そこで今回は、2LDKの家具レイアウトのコツをご紹介していきます。2LDKお部屋に住んでいる方はもちろん、これから住む予定がある方もぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク

1. 2LDKで二人暮らしする際のリビングのレイアウト

まずは2LDKのリビングの家具レイアウトから見ていきましょう。2LDKの間取りにはさまざまな種類があるため、ケース別にコツをご紹介します。自宅のタイプと照らし合わせながら考えていきましょう。

1-1. I型タイプの場合

I型タイプはリビング・ダイニング・キッチンが一列に並んでいる間取りです。空間が広く感じる他、家具のレイアウトがしやすい特徴があります。

ただ、リビングとダイニングが分かれていないため、メリハリを付けたい場合はそれぞれの空間で必要な家具をまとめるなどの対策が必要です。ラグなどで空間を区切っても良いでしょう。

1-2. 横長タイプの場合

横長タイプは横一列にLDKがある間取りです。ソファなどで空間を区切れば、食事をする場所とリラックスする場所に分けられます。

コミュニケーションをしっかり取りたい場合は、ソファをダイニング側に向けて配置してみましょう。家族の顔がよく見られるため、自然と会話も増えてくるはずです。

※ 横長タイプのリビングのレイアウトについては、「横長リビングとはどんな間取り?メリットやデメリットをご紹介!」で詳しく解説しています。

1-3. 縦長タイプの場合

縦長タイプは縦一列にLDKがある間取りです。キッチンは手前にあることが多いため、建物の向きによっては明るさが十分でない場合もあります。照明などで工夫する必要が出てくるでしょう。

また、縦長タイプは動線を意識して家具をレイアウトしないと不便さを感じてしまいます。テーブルやソファは壁側に寄せて配置するなどスムーズな動線を心掛けましょう。

1-4. L型タイプの場合

L型タイプはL字の縦の部分にキッチンとダイニング、横の部分にリビングを配置した間取りです。

家具のレイアウトが自然に決まるため、あまり悩まなくて良いのがメリットでしょう。空間がしっかり分けられてており、メリハリのある生活ができるのも特徴です。できる限り壁付けして家具をレイアウトすることで、動線もしっかり確保できます。

1-5. 狭いリビングの場合

リビングが狭い場合は空間に余裕ができるように低い家具でまとめることをおすすめします。収納付きのテーブルやソファを選ぶなど1つの家具で2役使えるものを取り入れるようにしましょう。

また、色味にも注意することが大切です。なるべく明るい色を使用し、開放感を感じられるようにしましょう。

※ 狭いリビングのレイアウトについては、「狭いリビングを開放的にするコツとは?対策やポイントを解説!」で詳しく解説しています。

スポンサーリンク

2. 2LDKで二人暮らしする際の寝室のレイアウト

続いて、2LDKの家具レイアウトでよく迷う寝室についてご紹介します。寝室をどこに置くかで生活のしやすさも変わってくるため、慎重に選ぶようにしましょう。

2-1. リビングの隣に寝室がある場合

リビングの隣にある居室を寝室にする場合、建物の立地によっては日当たりが期待できる可能性があります。リビングとの一体感もあるため、広々とした空間の中で過ごせるでしょう。 窓の向きに合わせてベッドを配置してみてください。

2-2. 廊下側に寝室がある場合

リビングと離れている方の居室を寝室にする場合は、そこまで日当たりを期待できません。

しかし、生活音が響きにくいため、安眠に繋がる可能性があります。生活スタイルがバラバラな2人である場合は、廊下側に寝室を配置して落ち着いて休める空間をつくった方が良いでしょう。

2-3. 書斎と寝室が一緒にある場合

寝室と書斎を同じ空間にする場合はお部屋の広さを意識して、ベッドやデスクを選びましょう。

狭い寝室に大きなベッドを置いてしまうと圧迫感を感じてしまい、落ち着けなくなってしまう可能性があります。人が通るのに必要なスペースは60cmほどだといわれているため、家具のレイアウトをする際に考慮しましょう。

2-4. 和室を寝室にする場合

2LDKの居室は洋室と和室が1部屋ずつある場合もあります。そのような間取りでは、和室を寝室にするのがおすすめです。

和室にベッドを置いてしまうとすぐに傷んでしまうため、なるべく布団を敷くようにしましょう。布団であれば使わない時はしまっておくことができ、スッキリとした空間が保てます。

スポンサーリンク

3. 2LDKで二人暮らしする際の家具レイアウトのポイント

最後に2LDKで二人暮らしをする時の家具レイアウトの注意点をご紹介します。家具のレイアウトを決める際は以下の点に注意すれば、失敗することなく快適な空間がつくれるでしょう。

3-1. 家具は部屋の広さに合わせて購入する

まず、家具を新しく購入する際はお部屋の広さを考慮して買うようにしましょう。

ダブルベッドの場合4帖ほどの空間があればおくことが可能ですが、その他の家具が置けなかったりドアにぶつかってしまったりします。最低でも6帖以上は必要であるため、狭い空間の場合は布団などで対応しましょう。

3-2. 収納スペースをしっかり確保する

スッキリと片付いた空間をつくるには収納スペースを確保しておく必要があります。2LDKは居室に収納がある場合とない場合があるため、自分たちで家具を用意しなければならないことも。

その分、お部屋が狭くなってしまうため、開放的な空間を保つためにも収納付きの家具を最大限活用しましょう。アイテムの種類ごとに置き場所を決めておくのもおすすめです。

3-3. 部屋のスタイルはある程度統一させる

家具の配置が上手に組まれていても、素材や色味がバラバラではごちゃついた印象を与えてしまいます。統一感のあるおしゃれな空間をつくるためにも、家具は規則性を持ってデザインを選ぶようにしましょう。

また、レイアウトはまとまりを意識してみると、上手にコーナー分けできます。

3-4. 個室の使い方をハッキリさせる

インテリアコーディネートを成功させるためには、個室の使い方を明確にしておく必要があります。2つの居室を寝室として使うのか書斎として使うのか用途をハッキリさせましょう。

使用目的が決まっていれば、あとは必要な家具をレイアウトしていくだけです。その空間でどんなことをしたいのかイメージしてみてください。

3-5. 家具は壁側に寄せると余白ができる

家具のレイアウトに迷ったら壁側に寄せることをおすすめします。テレビボードや収納棚などを左右の壁にバランス良く配置していれば、部屋の中央が空くため動線も確保しやすくなります。スムーズな動線で快適な暮らしができるようにしていきましょう。

スポンサーリンク

4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、2LDKで二人暮らしをする際の家具レイアウトについてご紹介しました。一口に2LDKと言ってもさまざまな間取りがあるため、それぞれの特徴に合わせて、家具をレイアウトしていくことをおすすめします。

判断に迷ったら、その空間でどのように過ごしたいのか生活をイメージしてみると良いでしょう。

※ 併せて「2LDKでおすすめの家具配置とは?間取りのタイプもご紹介!」もご覧ください。