落ち着くリビングの作り方とは?注意すべきポイントをご紹介!

インテリア
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近年、在宅ワークが普及しており、自宅にいる時間が以前より増えています。そのため、少しでも自宅環境を良くしようという動きが出ており、さまざまなアプローチが試されています。

そのなかでもリビングは多くの時間を過ごす場所であるため、落ち着く場所にしたいという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、落ち着くリビングの作り方を間取り・配色・レイアウトの3つの観点から解説していきます。より良い自宅環境を作るための参考にしてみてください。

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1. 落ち着くリビングの作り方①間取り

落ち着くリビングにするためには、まず間取りに注意しなければなりません。静かな環境を作るためにも、自宅をリフォームする際や賃貸を選ぶ際は以下のことに注目しましょう。

1-1. 水回りと居室を離す

キッチンやトイレ・バスなどの水回りは音が響きやすい場所でもあります。特にシャワーやトイレの水を流す音、洗濯機の振動などは気になりやすいため、リビングから離した方が良いでしょう。

2階建ての場合はリビングの真上に洗面所やお風呂があると、音が響いて生活の妨げになる可能性もあります。

1-2. 道路や線路から離す

住宅の周辺に大きな道路や線路がある場合は、その場所からリビングを遠ざけた方が良いでしょう。

また、工場や店舗がある場合もなるべくリビングの向きを変えることをおすすめします。お部屋探しをする際は、周辺環境も調査しながら物件を決めることが大切です。

1-3. 吹き抜けにする

天井の高い空間は開放感があるため、落ち着いた環境を作りやすくなります。

吹き抜けは2階の床面積が減ってしまうデメリットがありますが、狭いリビングでも開放的な空間を作れるため検討の余地はあるでしょう。全面吹き抜けが難しい場合は、リビングの一部だけ吹き抜けにするのもおすすめです。

※ 参考記事: 「吹き抜けのデメリットとは?対策やおすすめの取り入れ方をご紹介!

1-4. ステップフロアにする

天井を上げるのが難しい場合は、ステップフロアで床を下げてしまうのもおすすめです。結果的に天井との距離が確保できるため、開放感のあるリビングがつくれます。

日当たりの良いリビングなら明るさも確保できるため、より広々としたリビングの中で過ごすことができるでしょう。

※ 参考記事: 「スキップフロアとは?メリットやデメリット・主な種類をご紹介!

1-5. 天窓を設置する

2階にリビングがある場合や平屋など屋根と近いレイアウトなら、天窓を設置するのもおすすめです。天窓は壁窓の3倍ほどの採光性があるため、非常に明るいリビングをつくれます。

ソファやクッションなどくつろげるアイテムを取り入れて、落ち着ける環境を整えましょう。

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2. 落ち着くリビングの作り方②配色

落ち着くリビングを作るためには間取りの他、配色にも注意しなければなりません。色にはそれぞれメージがありますが、ここでは落ち着きを感じる5色ご紹介します。

取り入れる面積によって、全体の印象も大きく変わるため用途に合わせたコーディネートが大切です。

2-1. ブラック

インテリアにブラックを取り入れると、一気に空間が引き締まります。ただ、ブラックは色の中で最も重さを感じる色であるため、取り入れる面積が大きいと圧迫感を感じてしまうでしょう。

カーテンやラグなど比較的面積の大きいものには使わず、クッションや花瓶など小物に取り入れることをおすすめします。

※ 参考記事: 「インテリアにブラックを取り入れるメリット・デメリットは何?

2-2. ブラウン

落ち着きを感じる色としてブラウンもおすすめです。

ブラウンは土や木を連想させるため、自然な印象を与えることができるでしょう。テーブルや収納棚などに取り入れて、ナチュラルな雰囲気を作ってみてください。

ただ、床の多くはブラウンを使用していることが多く、他の部分にも使用してしまうとつまらない印象になってしまうこともあります。配色バランスを意識して適所にアクセントを付けてみましょう。

2-3. グリーン

グリーンは森や林、植物などを連想させる色です。癒し効果があるため、リラックスしたいリビングにも向いています。

ソファカバーにグリーンを取り入れたり観葉植物を置いたりして爽やかな空間を演出してみましょう。植物を自宅に置けない場合は、カーテンやアートに植物柄を取り入れてみることをおすすめします。

※ 参考記事: 「インテリアを緑ベースにするメリットとは?取り入れたい家具もご紹介!

2-4. ブルー

鎮静効果のあるブルーも落ち着いたリビングを作るのに最適な色です。

トーンによって与えるイメージも異なるため、落ち着き感のあるリビングを作りたい場合は、黒っぽいブルーやくすんだブルーを選ぶようにしましょう。

ラグやクッションなどのファブリックに取り入れてみると、バランスの取れたリビングになるはずです。

※ 参考記事: 「ブルーインテリアの魅力とは?注意点やおすすめスタイルも解説!

2-5. ホワイト

コーディネート次第ではホワイトも落ち着きを感じられる色です。ホワイトは開放感を演出できるため、広々とした空間でくつろぎたい方にはおすすめでしょう。

ただ、ホコリや汚れが目立つため、こまめなお手入れが必要です。定期的なお掃除を心掛け、清潔なリビングを保ちましょう。

※ 参考記事: 「白い部屋に合うインテリアとは?組み合わせに適した色も解説!

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3. 落ち着くリビングの作り方③レイアウト

最後に落ち着くリビングにするための家具レイアウトをご紹介します。コツを押さえて、コーディネートの際に役立ててみてください。

3-1. ロータイプの家具でまとめる

開放的で落ち着いたリビングを作るためには、圧迫感のないレイアウトが大切です。そのためにも、ロータイプの家具を選んで視界を広げましょう。

また、脚が細いものやシンプルなフォルムをしているものも開放的な空間を演出しやすいため、家具選びの際に注目してみることをおすすめします。

3-2. ソファダイニングでゆったりとした空間を演出

ソファと低めのダイニングテーブルを組みわせることで、ゆったりとくつろげる空間が整います。場所を取らないため、狭いリビングでもレイアウトしやすいでしょう。

テーブルやソファをレイアウトする際は動線を考え、移動するのにストレスが掛からない工夫をすることが大切です。スペースが狭い場合は家具を壁に寄せるのも良いでしょう。

3-3. 物を置き過ぎないようにする

リビングは物が散らかりやすい場所であるため、家具をレイアウトする際は厳選することをおすすめします。家具が多過ぎることもリビングが狭く感じる原因です。

テーブルやソファ、テレビなど本当に必要か良く考えて、取り入れるようにしましょう。不要なものは思い切って処分するか別の場所に移すようにしてください。

3-4. 鏡やガラス素材を効果的に使う

鏡やガラス製品は空間を広く見せてくれるアイテムです。リビングに鏡やガラスの小物を置いておくことで、実際の広さより開放感を感じられるでしょう。

ガラスのテーブルも床面が見えるため、空間に余白が生まれます。適所にガラス素材を取り入れて、広々としたリビングを演出しましょう。

※ 参考記事: 「ガラス雑貨をインテリアに取り入れるメリットは?飾り方もご紹介!

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、落ち着くリビングの作り方を間取り・配色・レイアウトの3つの観点から解説してきました。落ち着く空間の定義は人によって異なるため、それぞれの条件を明確にしておく必要があります。

どんな空間で過ごしたいのか、リビングでどんなことをしたいのかインテリアを購入する前にイメージしておきましょう。その上で、落ち着き感を感じやすい色や素材を取り入れることが大切です。

ただ、どんなアイテムも多過ぎてはごちゃついた印象になってしまうため、全体のバランスを考えなければなりません。最終的なイメージをハッキリさせ、統一感を持ってコーディネートしていきましょう。

FLIE magazine 編集部

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