アメリカンインテリアと聞くと、どのような雰囲気を思い浮かべるでしょうか。アメリカはさまざまな文化が入り混じっている国であるため、インテリアにもいくつか種類があります。
そこで今回は、アメリカインテリアに興味を持っている方向けにスタイルの種類やお部屋別のコーディネート方法などをご紹介していきます。
おすすめのアイテムもあわせて解説していくため、アメリカンな雰囲気を自宅でも楽しみたい方はぜひ真似してみてくださいね。
1. アメリカンインテリアの種類
まず、アメリカンインテリアは主に5つの種類があります。それぞれ時代や文化が異なるため、取り入れるインテリアにも違いが見られます。以下で、各々の特徴やコーディネート方法を見ていきましょう。
1-1. ウエストコーストスタイル
アメリカの西海岸エリアを中心としたインテリアがウエストコーストスタイルです。カリフォルニア州やワシントン州を指すことが多く、西海岸に隣接していることが特徴として挙げられます。
そんな西海岸スタイルは爽やかな雰囲気がポイントで、使用されるインテリアも天然素材のものがほとんどです。
海が近い地域というだけあって、ブルーとホワイトの2色を基調としたインテリアで構成されます。開放的でリゾート地のようにリラックスできる空間を目指しましょう。
※ 参考記事: 「カリフォルニアインテリアはどうつくる?コツや注意点をご紹介!」
1-2. ネイティブアメリカンスタイル
アメリカの先住民族を連想させるインテリアが「ネイティブアメリカンスタイル」です。エキゾチックな柄を使用しており、独特な雰囲気を演出できます。合わせる色の彩度は低いことが多く、全体的に落ち着いた印象の空間です。
こちらの家具も天然素材のものを使うため、木の温もりを感じることができるでしょう。漆喰の壁や木目調の家具など素材にこだわっているのが特徴です。
※ 参考記事: 「漆喰壁のデメリットは?施工する際の注意点やおすすめの種類をご紹介!」
1-3. カントリースタイル
カントリースタイルは開拓時代のインテリアです。そのため、使用される木材はパイン材であることが多く、優しい雰囲気をつくることができます。
ログハウスのような温かみのある空間が実現できるでしょう。ギンガムチェック柄やパッチワークキルトなどアメリカらしいデザインを取り入れるのもポイントです。
1-4. ヴィンテージスタイル
落ち着いたアメリカンインテリアをつくりたい場合は「ヴィンテージスタイル」がおすすめです。レザーのソファやウォールナットカラーの家具などを使用するため、重厚感のある大人っぽい空間をつくれるでしょう。
ヴィンテージスタイルは、時代を感じるアイテムを多く取り入れるため、家具に傷跡を付けたり剥がしたりする場合もあります。DIYが楽しめるのもヴィンテージスタイルの魅力の一つです。
1-5. サウスウェスタンスタイル
サウスウェスタンスタイルは、ネイティブ柄やメキシカンなテイストを合わせてつくる独特なインテリアです。エスニックな雰囲気がつくれるため、個性的な空間を楽しみたい方にはぴったりでしょう。
観葉植物との相性も良く、多肉植物やサボテンなどを窓辺に置いてみるのもおすすめです。自然を感じながらのんびり暮らすことができますよ。
※ 参考記事: 「サボテンをインテリアとして飾るには?選び方や置く場所を解説!」
2. アメリカンインテリアのつくり方
アメリカンインテリアの特徴が分かったところで、今度はアメリカンインテリアのコーディネート方法をご紹介していきます。今回は、リビング・キッチン・寝室・玄関の4部屋のコーディネート方法を見ていきましょう。自宅のインテリアで迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2-1. リビング
リビングは1日の中でも滞在する時間が長い場所です。そのため、居心地の良い空間にする必要があります。スタイルの種類でそれぞれ取り入れる家具は異なりますが、共通する部分は自然素材を多く取り入れるということです。テーブルやテレビボードは木製のものを選び、開放的な空間を演出しましょう。
2-2. キッチン
アメリカンインテリアの中でもキッチンは特にこだわりたいところです。アメリカンテイストを意識してカフェ風インテリアを取り入れてみたりDIYしてみたりとさまざまな工夫ができます。アイテムの並べ方にもこだわり、温かみのある空間をつくってみてください。
シンプルなキッチンにしたい場合はモノトーン配色を基本として、アクセントとして黒板などを取り入れると良いでしょう。
2-3. 寝室
休むための場所である寝室はリラックスできる環境を整えたいはずです。そのため、色味はなるべく抑えるようにしましょう。ベッドは木製のものを取り入れると、ナチュラルな空間に仕上がります。他のお部屋と差別化したい場合は、リンゴ箱を使った収納やキリムラグなどを取り入れてみると良いでしょう。
2-4. 玄関
お部屋のコーディネートをするなら、玄関も忘れてはいけません。玄関は人が出入りするため、意外と目につく場所です。こだわりのある空間に整えていきましょう。雑貨や植物をディスプレイしてみたりレンガ調クロスを貼ってみたりと様々な工夫ができます。
ラグジュアリーな空間にしたい場合は、エレガントなハンギンググリーンやシカの角などをレイアウトして豪華に演出してみましょう。
3. アメリカンインテリアで取り入れたいアイテム
最後にアメリカンインテリアで取り入れたいアイテムをご紹介します。コーディネートしてみたけれど、何か物足りないというときやアイテム選びで迷ったときに参考にしてみてください。
3-1. ナンバープレート
ナンバープレートはアメリカらしさを出すのにおすすめのアイテムです。アメリカのナンバープレートは日本のシンプルなものとは異なり、カラフルでさまざまなデザインがあります。キッチンカウンターに並べたり壁面ディスプレイにしたりとあらゆる使い方ができるでしょう。厚みがないため、かさばらないところも魅力的です。
3-2. カフェアイテム
アメリカインテリアをスムーズにつくるためにはカフェアイテムが欠かせません。ドリンクカップやカフェのロゴマークなどさまざまなアイデアがあるため、お気に入りのものを集めてみましょう。
DIYで自分なりにアレンジする方もいらっしゃいますよ。つくる過程から楽しめるため、お部屋に愛着も湧いてくるでしょう。
3-3. ドリームキャッチャー
悪夢から守ってくれるドリームキャッチャーもおすすめのアイテムです。エキゾチックな雰囲気が漂うため、ネイティブアメリカンらしさも演出できるでしょう。
流木やグリーンなどと合わせると空間も華やかになります。さらに壁をレンガ調にしてみると、ヴィンテージ感も楽しめます。つくりたい雰囲気に合わせて上手にコーディネートしてみましょう。
3-4. デニムカーテン
アメリカらしさを出すためにデニムカーテンも使用するのも良いでしょう。ブルーのコントラストが美しく、お部屋の印象もグッと引き締まるはずですよ。特にヴィンテージアメリカンとの相性が良く、ユーズド感のある木製家具が際立ちます。デニムの種類によって色味が変わってくるため、つくりたい雰囲気に合わせて検討してみましょう。
3-5. アメリカの国旗
何を取り入れて良いか分からない場合は、アメリカの国旗を取り入れてみましょう。クッションやオブジェにアメリカの国旗が採用されているだけで雰囲気がつくれます。アクセントとしてバランス良くコーディネートしてみましょう。
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5. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はアメリカンインテリアについてご紹介しました。アメリカンインテリアにはあらゆる種類があるため、どんな雰囲気をつくりたいか明確にする必要があります。
特にアメカジインテリアは人気の高いスタイルとして有名です。
※ 併せて「アメカジインテリアとは?特徴やコーディネートのコツをご紹介!」もご覧ください。
イメージが具体的に決まっていないと、家具やカーテン選びで失敗する可能性も考えられるでしょう。無駄な出費を減らすためにも、効率良くインテリアをコーディネートしていきましょう。