インテリアグリーンにはさまざまな種類があり、それぞれ違った魅力を持っています。その中でも、ドウダンツツジはインテリア性が良く、お部屋のアクセントとして馴染みやすい植物です。
そこで今回は、ドウダンツツジを自宅に飾るメリットやおすすめの飾り方・注意点などをご紹介していきます。
あまり聞き馴染みのない植物ですが、上手に取り入れるとおしゃれな空間が演出できるため、知っておくと良いでしょう。インテリアに取り入れる植物に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
1. ドウダンツツジをインテリアに飾るメリット
ドウダンツツジはツツジ科の植物であり、枝分かれしている様子が昔の照明器具である「結び灯台」に似ていることから「トウダイツツジ」と呼ばれました。それが訛ったのが「ドウダンツツジ」です。
「灯台躑躅」や「満天星躑躅」と表記されることもあります。そんなドウダンツツジにはどのような魅力があるでしょうか。自宅に飾るメリットを4つご紹介します。
1-1. インパクトがある
ドウダンツツジは背の高い植物です。そのため、存在感のあるインテリアとしてコーディネートできるでしょう。飾り方によっては、お部屋の主役にすることも可能です。
そして何より、細い枝ぶりと小さい葉っぱが魅力的で、品のある空間が演出できます。和モダンな空間にもおすすめです。
1-2. 物持ちが良い
ドウダンツツジは丈夫な植物で物持ちが良いのも特徴です。土の中に虫の卵があっても、わく心配はありません。植物を育てるのが初めての方でも比較的長持ちさせられるでしょう。
6月~8月の暑い時期に購入しても、2週間~3週間は元気に育ちます。環境が良ければ1ヶ月ほど持つものもありますよ。
1-3. お手入れが簡単
ドウダンツツジの水やりは土が乾いたら揚げる程度で、そこまで頻度は高くありません。夏など極端に乾燥する時期は、朝か夕方に十分な水やりを行ってください。
休眠する落葉期の水やりは控えめにするようにしましょう。また、ドウダンツツジは花瓶に挿せば、枯れた後も土を処分する手間が省けます。
1-4. 価格が安い
ドウダンツツジは1mあたり1,000円程度と相場が安めです。お部屋のインテリアとして飾るのなら、1mもあれば十分でしょう。
ホームセンターなどでも気軽に購入できるため、ぜひ足を運んでみてください。飾り方によって印象が大きく異なるため、お部屋の広さも考慮しながら長さを検討しましょう。
2. インテリアとしてドウダンツツジを飾る方法
続いて、インテリアとしてドウダンツツジを飾る方法をご紹介していきます。コーディネート次第では悪目立ちしてしまう場合もあるため、全体のバランスを考えながらレイアウトしていきましょう。
2-1. 大振りに生ける
まず、大きく大胆に飾る方法です。安定感のある花瓶に枝が広がるように生けてみましょう。リビングやダイニングなど家族が集まる場所に飾っておくと、開放的な演出ができます。
照明のあて方などにもこだわることで、より高級感のある空間をつくることができるでしょう。
2-2. 花瓶に生ける
大きな植物は置けないという場合は、ドウダンツツジを小さく切って生けてみることをおすすめします。キッチンや玄関などにも置きやすく、程良いアクセントが実現できるでしょう。
花瓶の色や形によっても印象が大きく変わるため、室内の雰囲気に合うように調節してみてください。
2-3. 他の花と合わせる
ドウダンツツジは他の花との相性も良いため、菊やトルコキキョウなどの品のある花々と一緒に飾るのもおすすめです。他の花と合わせてコーディネートする際も、色合いには注意しましょう。
色数があまりにも多くなってしまうと、ごちゃついたイメージがつきかねません。全体のバランスを考慮して、メインの色は3色程度にまとめると良いでしょう。
2-4. コンパクトに飾る
ドウダンツツジは1枝だけで飾ることも可能です。1枝だけでも緑があるのとないのでは、雰囲気もガラリと変化します。
水回りの小窓などに飾っておくと、爽やかな雰囲気が演出できるでしょう。より清潔感も感じられるはずです。つくりたい雰囲気やお部屋の広さに合わせて、ドウダンツツジを飾る範囲を決めましょう。
2-5. 生花として飾る
生花として飾られているドウダンツツジは、上品で高級感があります。和室にもおすすめで、空間のアクセントとして重宝するでしょう。
枝の伸び方によってさまざまな印象をつくることができるため、ドウダンツツジを購入する際はどのような形かにも注目してみてください。躍動感を演出したい場合は、枝の動きが激しいものを選ぶと良いでしょう。
3. ドウダンツツジをインテリアとして飾る際の注意点
最後にドウダンツツジの注意点をご紹介します。ドウダンツツジはインテリアとして注目を集めている植物ですが、選び方や扱い方を間違えてしまうと、すぐに枯れてしまうでしょう。
以下のポイントを把握し、丁寧に扱うことが大切です。
3-1. 購入時期を知っておく
ドウダンツツジは購入時期を間違えてしまうと、購入後すぐに枯れてしまいます。特に春先はまだ葉が小さく小振りなものが多いため、購入は避けた方が良いでしょう。
購入するのにおすすめのタイミングは6月です。枝振りも良く、葉が大きなドウダンツツジが多く出回ります。
3-2. 長持ちするものを見極める
ドウダンツツジを選ぶ際は、幹の太さに注目しましょう。幹は水分を吸い上げるために重要な場所であり、太い場合はたくさんの水を吸い上げることができます。結果、丈夫で長持ちするのです。
購入後もメンテナンスをしっかりとし、質の良い状態を保てるようにしましょう。
3-3. 延命材は使用しない
植物を長持ちさせるのに有効な延命材は水を腐らせてしまう可能性もあるため、あまりおすすめしません。ドウダンツツジを長持ちさせるためには、定期的なお手入れと適度な水やりが大切です。
万が一、延命材を使用する際は成分に何が入っているか確認しましょう。
3-4. 直射日光を避ける
観葉植物は明るい窓際に置きますが、その際は直射日光が当たらないように配置しましょう。温度が高いと、水温が上昇し水が腐りやすくなります。
葉も乾きやすいため、レースカーテン越しに置くようにしましょう。また、エアコンの風が直接当たらない場所に置くのも大切です。葉が乾いてしまうと、すぐに枯れてしまいます。
3-5. お手入れは1週間に1度
ドウダンツツジのお手入れは基本的に週に1回で十分です。水を交換したり葉が腐っていないかチェックしましょう。曜日を決めて、ルーティン化するのもおすすめです。
植物を育てるのが初めての方は、慣れるまで毎日状態を確認するのも良いでしょう。生活スタイルに合わせて育ててみてください。
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5. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、ドウダンツツジの魅力やおすすめの飾り方などについて解説しました。ドウダンツツジは品がある植物で、高級感を生み出すことが可能です。
飾り方もあらゆる方法があるため、お部屋のイメージやライフスタイルを考慮して選択してみましょう。お手入れ方法も簡単で長持ちするため、初心者でも育てやすいインテリアグリーンです。
※ 併せて「グリーンを身近に感じよう。観葉植物のある暮らしを紹介」もご覧ください。