貼ってはがせる壁紙の賢い選び方!メリットとデメリットを解説!

インテリア
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貼ってはがせる壁紙をご存知でしょうか。壁の上から直接貼れるため、一人暮らしでも気軽に取り入れられるアイテムです。しかし、強度が弱いのではないか、元々の壁が破れないか心配の声も。

そこで今回は貼ってはがせる壁紙のメリットとデメリットを解説していきます。失敗しない選び方も解説していくため、おしゃれなお部屋づくりをしたい方はぜひ役立ててみてくださいね。

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1. 貼ってはがせる壁紙のメリット

貼ってはがせる壁紙を自宅に取り入れるメリットは主に以下の3つ。それぞれ詳しく見ていきましょう。

1-1. 賃貸でも好みの壁紙が貼れる

まず1つ目は賃貸にお住まいの方でも自分の好みに合わせておしゃれな空間がつくれるところです。戸建てやDIY可能な物件にお住まいの方は床や壁を気軽に張り替えられますが、賃貸では禁止されています。貼ってはがせる壁紙は既存の壁の上から貼るため、元々の壁を汚さず模様替えが可能です。賃貸だからと諦めず、自分なりの空間づくりを楽しみましょう。

1-2. 初心者でも簡単に貼れる

シールタイプの壁紙であれば、壁紙の張り替え経験がない初心者でも簡単に作業できます。シールタイプの壁紙はのりを使わないため、はがす際も跡が残りません。

また、貼ってはがせる壁紙は壁だけでなく、家具や雑貨にも使えます。あらゆる場面で重宝するため、経済的なのもメリットですよ。

1-3. 種類が豊富

デザインの種類が多いのも特徴です。木目調やレンガ調、ダマスク柄などさまざまなデザインが売られています。お部屋の雰囲気やインテリアのテイストに合わせてお気に入りのものを探しましょう。壁紙を1枚変えるだけで空間の印象もガラリと変化するため、デザインを選ぶ際は全体像をイメージすることが大切です。

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2. 貼ってはがせる壁紙のデメリット  

簡単に貼ってはがせる壁紙ですが、もちろんデメリットもあります。下地の種類や状態によっては、元の壁を傷付けてしまうこともあるため、取り扱いには注意しましょう。

2-1. 気泡ができやすい

シールタイプの壁紙は空気が入りやすいのが特徴です。気泡ができないように刷毛やローラーを使い、空気を抜きながら丁寧に貼っていきましょう。特に壁がデコボコしている場合は壁紙が浮きやすく、失敗してしまいます。砂壁になっているお部屋には向いていません。

2-2. 貼り直しが難しい

貼ったり剥がしたりするのは簡単にできますが、位置がズレたときの微調整が難しいのもデメリットとして挙げられます。真っ直ぐ綺麗に壁紙を貼るにはマスキングテープを使うのがおすすめです。

2-3. はがれやすい

下地によってはすぐ剥がれてしまう場合もあります。貼ってはがせる壁紙の付いている糊は弱く、直射日光がよく当たる場所や水に濡れやすい浴室での使用はあまりおすすめしません。賃貸にお住まいの方は貼る場所にも気を配りましょう。戸建てなど自分で物件を持っている方は粘着力の強い壁紙を使用するとはがれる心配も軽減されます。

2-4. 現状復帰が難しい

貼ってはがせる壁紙は撤去時も簡単といわれていますが、心配な方もいらっしゃるはずです。裏にマスキングテープを貼ってから壁に貼り付けると、元の壁を傷付けずにはがせます。しかし、マスキングテープは長年貼り続けるとはがしにくくなってしまうため、短期間の場合にのみ使用しましょう。長期間の使用を考えている方は小さな範囲で一度きちんとはがれるか確認すると良いでしょう。

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3. 貼ってはがせる壁紙の選び方

貼ってはがせる壁紙はどのように選んでいけば良いのでしょうか。ポイントは、「壁紙の種類を知ること」「つくりたいイメージを具体化させること」「適した下地かどうか確認すること」の3つです。それぞれ詳しく解説していきます。壁紙を購入予定の方は以下で紹介する注意点をしっかり頭に入れておきましょう。

3-1. 壁紙の種類を知る

まずは壁紙の種類を知りましょう。壁紙はこれまでご紹介した「貼ってはがせるシールタイプ」の他、専用の糊が付いているタイプや自分で糊付けするタイプがあります。国産か外国産でも性質が違うため、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。

国産の壁紙は表面が塩化ビニール、裏面が紙でできています。塩化ビニールは水が抜けにくいため、乾きが遅く、1週間程度掛かります。糊が完全に乾くと、綺麗にはがすのは困難です。賃貸には向きません。

外国産の輸入壁紙はヨーロッパでつくられていることが多く、幅が狭いのが特徴です。国産の半分程度しかないため、購入時は注意しましょう。両端が真っ直ぐカットされているため、壁紙を重ねた際も浮きができにくいのも輸入壁紙のメリットです。素材は不織布が一般的で破れにくい性質を持っています。

3-2. 空間のイメージを具体的に描く

壁紙を選ぶ際は理想のイメージを具体的に描くことが重要です。その際に考えることは大きく分けて2つ。色・柄・質感などの見た目の部分と機能や空間の用途などの使い勝手の部分です。壁紙はインテリア配色の中でも特に面積が大きい、ベースカラーに分類されます。空間の印象を大きく左右するため、スタイルに合ったものを選ばなければなりません。理想インテリア画像などを集め、自分の好みを知りましょう。そこからベストな色や柄を選んでいくと失敗も少ないはずです。

また、壁紙を貼る予定の場所をよく観察しておくと必要な機能も導かれます。リビングは家族がよく集まるため、耐久性や防汚性に優れたものを、キッチンは耐水性に優れたものを購入するのがおすすめです。

3-3. 下地を確認する

壁紙を貼る前に下地のチェックを忘れないようにしてください。説明したように貼ってはがせる壁紙はどの壁にも貼れるわけではありません。発泡系の壁やデコボコしている壁ははがすときに下地も一緒にはがれてしまうため、向いていません。しかし、賃貸などにお住まいの方で壁紙をどうしても貼りたいという場合には管理会社やオーナーに簡単な下地処理を行っても良いか問い合わせてみましょう。場合によっては、サンドペーパーで壁を平にしたり、パテで下地処理ができたりします。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は貼ってはがせる壁紙のメリットとデメリットを解説してきました。貼ってはがせる壁紙は初心者でも気軽に取り入れられますが、下地によっては上手に壁紙が貼れない場合も。現状復帰が困難な場合もあるため、特に自分が所有していない物件では丁寧な扱いを心掛けましょう。ぜひお気に入りの壁紙で理想の暮らしを手に入れてくださいね。

FLIE magazine 編集部

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