フロアタイルにデメリットはある?後悔しないための選び方とは?

リノベーション
この記事は約6分で読めます。

住宅の床材にはさまざまな種類がありますが、幅広いデザインがあるフロアタイルを検討する方も増えてきています。フロアタイルは塩ビ素材の床材ですが、どのような特徴があるのでしょうか。機能性があまり期待できずに後悔したという声もよく耳にします。

そこで今回はフロアタイルのメリットやデメリット、購入時のポイントなどを詳しく解説していきます。新築やリフォームなどで自宅にフロアタイルを取り入れたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク
任意売却なら「未来改善パートナーズ」

1. フロアタイルのデメリット

塩ビ素材の床材と言えば、クッションフロアを想像しますが、フロアタイルとクッションフロアは全くの別物です。クッションフロアでは塩ビシートを使用しているのに対し、フロアタイルでは塩ビ素材のタイルを使用しています。フロアタイルはデザイン性も高く、木目柄や石目柄など本物のような見た目をしています。

しかし、その分、デメリットもあるため、購入時は注意して選びましょう。以下でフロアタイルのデメリットを解説します。

1-1. 施工に時間が掛かる

フロアタイルはタイル状になっているため、施工時は一枚一枚タイルを貼っていきます。その分、施工時間が長く、部屋が広ければ広いほど費用も高額です。施工方法は重ね貼りと貼り替えの2種類がありますが、貼り替えの方が工期は長くなるため、注意しましょう。

1-2. クッションフロアより高価

クッションフロアは床材の中でも比較的安い素材です。価格だけを見るなら、フロアタイルは非常に高価なものかもしれません。

工事の方法や商品の種類によって、価格は前後しますが、フロアタイルのリフォーム費用は70万円ほどです。予算や条件を照らし合わせながら、最適な商品を選びましょう。

1-3. 防音性は期待できない

フロアタイルのデメリットとして防音性が期待できないことも挙げられます。クッション性がないため、防音や遮音の目的で使用する方には不向きです。

分譲マンションなどでは防音の基準が定められていることが多く、フロアタイルのリフォームができない場合もあります。詳しくは管理会社などに相談してみましょう。

1-4. 素足で歩くと冷たい

フロアタイルに使用されている塩ビは非常に冷たく、素足で歩くと寒いかもしれません。冬場にはあまりおすすめしません。ただ、夏場はひんやりとした床になるため、メリットにも変えられるでしょう。

1-5. DIYには不向き

フロアタイルはカッターで切り離せるため、DIYすることも可能です。

しかし、クッションフロアより素材がしっかりしているため、初心者が行うと、綺麗な仕上がりにならない可能性もあります。見た目を気にするのであれば、業者に依頼した方が良いでしょう。

スポンサーリンク

2. フロアタイルのメリット

続いて、フロアタイルのメリットをご紹介します。選び方や使い方を間違えなければ、購入後に後悔することもなくなるでしょう。商品を購入する際はメリットとデメリットを考慮した上で選ぶことをおすすめします。

2-1. 耐久性がある

フロアタイルは表面が傷つきにくく、耐久性があります。クッションフロアより硬めに加工されており、テーブルやソファなど重たい家具を置いても跡が付くこともほとんどないでしょう。

2-2. デザインの種類が豊富

フロアタイルはデザインの種類が多いのも特徴です。木目調や石目調、大理石などさまざまな種類のデザインがあります。畳模様のフロアタイルもあるため、お部屋のデザイン性を高めたいときや他の物件と差別化したいときに役立ちます。

内装やインテリアに合うかサンプルで確かめながらお気に入りのデザインを選びましょう。

2-3. メンテナンス費用が安い

一般的に天然素材の床材はワックスがけが必要です。しかし、フロアタイルは塩ビ素材であるため、その必要はありません。メンテナンスが簡単にできるところからフロアタイルを検討する方も増えていますよ。

2-4. 耐水性がある

フロアタイルは水に強く、キッチンや脱衣所、トイレなど水回りにおすすめです。ただ、安さだけで選んでしまうと、性能が低く、カビなどが繁殖するリスクもあります。商品を選ぶ際はなるべく強度の高いものにしましょう。

フロアタイルは一枚一枚剥がすことができるため、汚れがついた一部分だけ交換することも可能です。

スポンサーリンク

3. フロアタイルを選ぶ際のポイント

フロアタイル選びで失敗しないためにはどのようなことに気を付けたら良いでしょうか。商品を購入する際のポイントを解説します。商品を正しく見極めれば、フロアタイルのデメリット部分も気にならなくなるため、価格だけで判断しないようにしましょう。

3-1. 使用目的で選ぶ

フロアタイルは使用目的によって選び方が変わってきます。

リビングに取り入れるなら、皆が落ち着けるような明るい雰囲気の商品、脱衣所に取り入れるなら、機能性を重視した商品を選ぶことをおすすめします。フロアタイルをなぜ取り入れたいのか把握することが重要です。

3-2. インテリアに合わせる

自宅のリフォームでフロアタイルを検討している方は各部屋のインテリアに合うデザインを選びましょう。フロアタイルにはナチュラルやモダン、エレガントなどさまざまな種類のデザインがあります。

お部屋の完成イメージを具体的に持っておくと、フロアタイル選びもスムーズに行えるでしょう。

3-3. 空間の広さで決める

お部屋の広さもフロアタイルを決める上で重要なポイントです。

特に大胆な柄のフロアタイルを狭い空間に取り入れてしまうと、ごちゃついた空間になってしまう可能性があります。広さに合わせて、最適なデザインを選ぶようにしましょう。

3-4. 必要な機能を明確にする

フロアタイルは吸水性がない、耐摩耗性があるなどさまざまな効果が期待できます。ライフスタイルに合わせて必要な機能を把握し、ご自身の生活に合った商品を選びましょう。

フロアタイルはワックスを塗る必要がないため、お手入れがしやすいのもメリットですよ。

3-5. 使用場所で種類を分ける

フロアタイルは目的だけでなく、貼る場所によっても商品の選び方が異なります。

トイレにフロアタイルを取り入れる場合は壁のデザインを邪魔しないようにシンプルなものを、キッチンはステンレス製のものが多く集まっているため、無機質なデザインのフロアタイルを選ぶことをおすすめします。統一感を持ってお部屋をコーディネートしてみましょう。

スポンサーリンク

4. FLIE(フリエ)なら購入した物件のトータルコーディネートサービスが受けられる

新しい住まいを購入した後、カッコよく、素敵な家にしたいけど、どんな風にしたら良いのか自信がない。そんな事ありませんか?

FLIEエージェントのサービスは、物件購入のサポートにとどまりません。
リフォームリノベーションのご相談や、インテリアコーディネートのご相談も承っています。

物件を購入して、リフォーム・リノベーションをする。
床材を変えるだけでもお部屋の印象は見違えるようになります。

FLIE(フリエ)ではそんなトータルコーディネートを提案します。

5. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はフロアタイルの特徴について解説しました。フロアタイルを選ぶ際はメリットとデメリットの両方を比較して、納得のいく商品を選んでください。

フロアタイル選びに迷ったら、専門のリフォーム会社などに相談することでより良い提案をしてくれるはずです。後悔にないようにフロアタイルは時間を掛けて慎重に選びましょう。