インテリアはあらゆるアイテムを組み合わせてコーディネートしていきますが、丸太を使ったインテリアにはどのような魅力があるでしょうか。
丸太は普段の生活でそこまで使用しないアイテムですが、お部屋をおしゃれにしてくれるアイテムとして人気があります。丸太の使い道やコーディネートの注意点などもあわせて見ていきましょう。
今のインテリアに物足りなさを感じている方はぜひ参考にして見てください。
1. 丸太をインテリアとして利用するメリット
まず、丸太をインテリアとしてお部屋に取り入れるメリットからご紹介していきます。丸太の魅力を知り、満足いくインテリアコーディネートをしてみましょう。
1-1. 自然を感じられる
1つ目の魅力として挙げられるのは、自然な雰囲気を演出できるところでしょう。
アカシアやチークなどあらゆる種類の天然木でつくられた丸太は独特な雰囲気を感じられ、まるで大自然の中にいるかのような爽やかな空間がつくれます。ナチュラルスタイルのアクセントとしても重宝するでしょう。
1-2. 温かみのある雰囲気がつくれる
木の温かみを感じられるのも特徴の一つです。温かみのある空間は落ち着くため、家族が集まるリビングにも向いています。暖色系のラグやカーテンなどと合わせて明るい空間を目指しましょう。
コーディネートの際はできるだけ木製のアイテムを増やすと、ナチュラルな雰囲気が感じられるようになります。
1-3. 安らぐ
丸太は心が安らぐのも魅力です。リラックスしたいリビングや寝室などに置いておくと良いでしょう。コーディネートする際は、動線を意識するなど生活の邪魔にならない工夫をすることが大切です。
使用目的をしっかり考え、適切なレイアウトをしていきましょう。そのためにも、丸太選びは慎重に行なわなければなりません。
1-4. オリジナルの空間を演出できる
丸太を取り入れた空間は非常におしゃれで、他の空間とはひと味違う魅力があります。個性的な空間をつくりたいという方に丸太はおすすめでしょう。
木材の種類や形、大きさなどにもこだわり、特別な空間をつくってみてください。丸太にはさまざまな使い方があるため、レイアウト方法を工夫するのも大事です。
2. インテリアとしての丸太の使い道
丸太の使い道はさまざまですが、具体的にはどんなものがあるでしょうか。
ここでは、丸太のおすすめの使い方を5つご紹介していきます。インテリアをコーディネートする際の参考にしてみてください。
2-1. サイドテーブルとして使う
丸太をサイドテーブルとして利用する方法はあらゆる場面で採用されており、ナチュラルな空間に高級感を与えることができます。
ベランダに置いてティータイムのときに使用したり、寝室に置いて寝る前の読書時に使用したりとさまざまな使い方が可能です。安定感もあるため、飲食をしても問題ないでしょう。
2-2. イスとして使う
テーブルとして使う他にもイスとして使用することも可能です。キッチンに置いて料理の合間に休憩することもできます。テーブルのデザインと合わせることで、統一感のあるおしゃれな空間が演出できるでしょう。
ただ、イスとして丸太を利用する際は数に注意することも忘れてはなりません。丸太の数があまりにも多いとごちゃついた印象を与えてしまうかもしれません。
2-3. ディスプレイとして使う
丸太はそのまま置いてディスプレイとして活用することもできます。観葉植物など他のアイテムなどとあわせてコーディネートすることで、よりナチュラルな空間が演出できるでしょう。
コーディネートの際は、全体のバランスを考慮しながら色味や素材を考えていくことが大切です。最終的な完成イメージを具体的に思い描いておくと良いでしょう。
2-4. 小物を置くスペースとして使う
本や雑誌、花瓶など小物を置くスペースとしても使えるのが丸太の魅力です。収納が少なくて困っている方や見せる収納をしたいという方は、ぜひ丸太を取り入れてみてください。
雑貨の並べ方でも印象が大きく変わるため、1つ1つのアイテムにこだわりを持ってコーディネートしていきましょう。
2-5. 花壇として使う
ベランダが広い方やガーデニングを楽しみたい方は、丸太を花壇として使うのも一つの方法です。DIY感覚で簡単に施工できるため、オリジナルの空間をつくりたい方に向いているでしょう。
丸太の形やサイズにこだわり、唯一無二の花壇を製作してみてください。製材してある丸太はスマートな印象に、皮付きはナチュラルな印象になるため、つくりたい雰囲気に合わせて選んでみましょう。
3. 丸太をインテリアに取り入れる際の注意点
最後に、丸太をインテリアとして利用する際の注意点をご紹介します。メンテナンス方法やコーディネートの仕方などしっかり理解した上で正しく扱いましょう。
3-1. ひび割れが起こりやすい
丸太は温度や湿度によって伸縮します。乾燥によって、ひび割れが起きる場合もあるため事前の対策が必要です。丸太の配置場所を決める際はなるべく直射日光を避け、冷暖房器具近くへの設置は控えましょう。
また、湿気によって反りが生じる場合のあります。正しいメンテナンス方法を知り、長持ちさせる工夫をすることが大切です。
3-2. 汚れが付きやすい
汚れや傷が付きやすいのも丸太のデメリットです。グラスを置くと輪染みができてしまいます。そのままにしておくと、取れなくなってしまうこともあるため、日頃から丁寧に扱うことが大切です。
特にコーヒーやワインを飲む場合には注意してください。必要に応じて、テーブルクロスを掛けておくと良いでしょう。
※ 参考記事: 「おしゃれなテーブルクロスを選ぶには?ポイントやデザインをご紹介!」
3-3. お手入れが大変
丸太のお手入れは乾拭きが基本です。乾拭きで取れない汚れは、固くしぼった布で水拭きした後に乾拭きをしましょう。オイルやワックスを数ヶ月に1回塗ることで表面がコーティングされ、長く使い続けることができます。
湿気に気遣い、風通しを良くすることも長持ちさせるポイントです。
3-4. 動線の邪魔になる可能性もある
サイズの大きい丸太は動線を意識しないでいると、生活しづらくなる場合があります。料理や洗濯などの家事動線や各部屋に行き来する生活動線など細かいところまで配慮しましょう。
その空間の使用目的を考え、丸太があっても邪魔ではないかしっかりチェックすることが大切です。
3-5. よく考えないと悪目立ちする
レイアウトやサイズによっては丸太が悪目立ちする可能性もあります。丸太は存在感のあるインテリアであるため、その他の家具とのバランスが重要です。
空間にしっかり馴染んでいるか、全体像を把握しながらコーディネートしていきましょう。丸太がよく似合うスタイルはナチュラルスタイルやアンティークスタイル、北欧スタイルなどです。
※ ナチュラルスタイルについては、「ナチュラルインテリアの魅力は?特徴や注意点も徹底解説!」で詳しく解説しています。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、丸太をインテリアとして利用するメリットや注意点をご紹介してきました。丸太はサイドテーブルやイス、収納スペースなどあらゆる使い道があります。
それぞれの用途に適したレイアウトや配色をしていきましょう。全体のイメージを具体的に思い描きながらアイテム選びをしていくことで、失敗なく快適な空間がつくれます。