インテリアをおしゃれにする方法にはさまざまなやり方がありますが、キャンドルを使う方法も人気です。キャンドルはインテリアとして活用できる他、光の演出も楽しめます。
しかし、初心者の方はどのように飾ったら良いかイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、キャンドルインテリアの魅力やおすすめの飾り方・注意点をご紹介していきます。
殺風景な空間で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. キャンドルインテリアの魅力
そもそもキャンドルインテリアとは、ロウソクを取り入れた室内装飾のことを指します。国内ではあまり馴染みのないインテリアコーディネートですが、ヨーロッパでは古くからキャンドルを生活に取り入れているのです。
特に、デンマークはキャンドルの消費量が世界一で、灯りを癒しの要素として生活に取り入れる習慣が根付いています。そんなキャンドルインテリアには、どのような魅力があるでしょうか。
主なメリットを5つご紹介していきます。
1-1. リラックス効果が得られる
キャンドルは、リラックス効果が得られることがメリットです。キャンドルの灯りを生活に取り入れれば、仕事や家事など日々感じているストレスも軽減できるはずです。
趣味の時間も充実するため、新しいことをしたい方はキャンドルインテリアを検討してみるのも良いでしょう。
1-2. 光の陰影が楽しめる
光の陰影を楽しめるところも、キャンドルインテリアの魅力です。室内の照明を抑えてキャンドルに火を灯せば、まるで影絵のような光と影の世界が現れます。
キャンドルを壁近くに置いておくだけで幻想的な雰囲気がつくれるため、暮らしの充実度も変わっていくでしょう。
1-3. ナチュラルテイストと相性が良い
キャンドルインテリアは、ナチュラルインテリアとの相性が良いことも特徴です。キャンドルの淡いオレンジ色は、木目やベージュなどを基調とした空間に馴染みます。
自然な雰囲気をつくれるため、ナチュラルなインテリアを目指している方は、キャンドルの設置も検討してみてください。
1-4. 温かみを演出できる
キャンドルの灯りは、空間に温かみを与えてくれます。柔らかい雰囲気を演出してくれるため、暮らしの満足度も上がりそうです。
インテリアコーディネートでシンプルな家具を置き過ぎてしまうと、物足りなさを感じてしまいます。そのようなときは、キャンドルを置いて温かみを演出してみましょう。
1-5. インテリア性が上げられる
空間のインテリア性を上げられるのも、キャンドルインテリアの魅力です。殺風景な空間や統一感のない空間にキャンドルを飾ってみると、おしゃれな雰囲気が演出できます。
国内でキャンドルを取り入れている家庭は少ないため、他の住宅とはひと味違う家をつくりたい方にも向いているでしょう。
2. キャンドルインテリアの飾り方
続いて、キャンドルインテリアの飾り方をご紹介していきます。キャンドルの飾り方で迷ったときは、以下の5つの方法を試してみると良いでしょう。
2-1. 異なる種類を組み合わせる
キャンドルには、縦長の「テーパーキャンドル」や円柱形の「ピラーキャンドル」などさまざまな種類があります。色や香りの種類も多いため、あらゆるタイプから納得のいくキャンドルを選べるのが特徴です。
インテリアとして飾る際は、敢えて複数の種類を組み合わせてみると、空間が華やかになります。
2-2. スタンドに飾る
キャンドルは、スタンドに立てて飾ることも可能です。ヨーロピアンなインテリアならクラシカルなスタンドがおすすめですが、部屋の雰囲気に合わせて豆皿風や木製のものなどさまざまなタイプを選べます。
つくりたい雰囲気や好みを把握しておくと、商品購入時もスムーズに決められるでしょう。
2-3. カバーを付ける
キャンドルは、カバーを付けて飾るのもおすすめです。キャンドルカバーには、上から被せるものや下から支えるものなどさまざまなタイプがあります。
表面の模様にもたくさんの種類があるため、イメージに合わせて最適なものを選んでみましょう。キャンドルにカバーを付ければ小さな炎の明るさを増幅できるため、間接照明としても活用できます。
2-4. 他の雑貨と合わせる
おしゃれな雑貨とキャンドルを合わせれば、空間のインテリア性が一層高まります。部屋のコンセプトやテーマを決めておくと、購入するアイテムがスムーズに選べるはずです。
LEDライトや貝殻・石・鏡など全体的なバランスを考慮しながら、上手にコーディネートしていきましょう。
2-5. 壁に掛ける
キャンドル全体を包み込む「キャンドルホルダー」を活用して、壁に掛けるのもおすすめのアイデアです。ホルダーの種類は、小さなティーライトキャンドル向けから円筒形のボーティブキャンドル向けまで多岐に渡ります。
設置場所やキャンドルの数に合わせて、おしゃれな演出をしていきましょう。
3. キャンドルインテリアの注意点
最後に、キャンドルインテリアを飾る際の注意点をご紹介していきます。以下のポイントを押さえておけば、キャンドルインテリアで失敗することも少ないでしょう。
3-1. 炎の消し忘れに注意する
キャンドルは、実際の炎を使います。スタンドやホルダーなどを使えばある程度の安全面は担保されますが、材質や使用状況によっては割れてしまう可能性もあるため注意が必要です。
火事に繋がる恐れもあるため、部屋を離れる際は火をしっかりと消しましょう。特に外出前や就寝前は注意が必要です。
3-2. 燃えやすいものを近くに置かない
キャンドルを生活の中に取り入れる際は、引火にも注意しなければなりません。観葉植物や家具の近くにキャンドルを設置してしまうと、火が移ってしまう可能性があります。
キャンドルを室内に置くときは、スペースが十分にあることを確認することが大切です。火事のリスクを出来る限り減らせるよう、細心の注意を払いましょう。
3-3. ペットや小さなお子さんがいる家庭は特に注意
ペットや小さなお子さんがいる家庭では、キャンドルの設置場所を工夫する必要があります。手の届かない場所・時間帯での使用をおすすめしますが、難しい場合はLEDキャンドルの使用も検討してみると良いでしょう。
3-4. カーテンの位置も考慮する
キャンドルを飾る際は、カーテンの位置も考慮する必要があります。カーテンとキャンドルが近いと燃え移ってしまう可能性があるため、あまり近くに配置しないようにしましょう。
キャンドルを設置するときは、周りに余白があるか確認することが大切です。設置場所によっては、炎をつけない方が良い場合もあります。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、キャンドルインテリアの魅力やおすすめの飾り方・設置時の注意点をご紹介してきました。キャンドルインテリアは、リラックス効果が得られることや温かみを演出できるところが魅力です。
ナチュラルテイストに馴染みやすいメリットもありますが、使用時は炎の消し忘れに注意しましょう。カーテンや観葉植物など燃えやすいものは、近くに配置しないよう工夫することが大切です。
