タイルカーペットのメリット・デメリットは?購入時のコツも解説!

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タイルカーペットは気軽にお部屋の模様替えができる万能なアイテムです。季節やお気に入りのイメージに合わせてさまざまなコーディネートが可能なタイルカーペットですが、実際に取り入れてみると、デメリットに感じてしまう部分も多々あります。タイルカーペットのデメリットはどのような部分にあるのでしょうか。魅力とともにお伝えしていきます。

また、タイルカーペットを自宅に取り入れようと考えている方は選び方を知っておくと、失敗が少なくなります。この記事でもおすすめの選び方をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

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1. タイルカーペットのデメリット

タイルカーペットのデメリットは主に以下のような部分にあります。一つ一つ詳しく見ていきましょう。デメリットは使い方次第で解消できるため、対策を知っておくことをおすすめします。

1-1. 通気性が悪い

まず、タイルカーペットは通気性が良くありません。床とカーペットの間に湿気も溜まりやすいため、カビなどが発生しやすくなるでしょう。長期間放置しておくと、床材にまでカビが繁殖している可能性もあります。タイルカーペットを自宅に導入する際はこまめに風を通すなど対策しましょう。

1-2. 生地が硬い

タイルカーペットは素足で歩くと、硬く感じるかもしれません。これは耐久性を強化させるためであり、特に重歩行用のタイルカーペットは触り心地が硬い商品がほとんどです。タイルカーペットを購入する際は商品を直接触って、感触を確かめてみることをおすすめします。

1-3. 色褪せする

タイルカーペットは洗濯が可能です。しかし、色褪せしやすいデメリットもあります。最近では色落ちしにくい商品も多数売られているため、洗濯をたくさんしたい方はそのような商品を選ぶと良いでしょう。

1-4. 目地がずれる

タイルカーペットの上を歩行する頻度が多い場合は目地がずれてしまう可能性もあります。接着剤を使用しても経年劣化で隙間が出来てしまうことも。タイルカーペットを使用する場所や使い方を工夫すれば長持ちさせることも可能です。タイル状になっているため、分解して使うのもおすすめです。

1-5. 家具の跡が残りやすい

タイルカーペットはテーブルやソファーなどを置くと跡が残りやすいデメリットがあります。しかし、ウールなど弾力性のあるものはドライヤーを当てると、元に戻すことが可能です。タイルカーペットの素材選びも慎重に行いましょう。素材によっては足元が暑く感じるものもあります。特に夏場は汗をかきやすいため、注意しましょう。

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2. タイルカーペットの魅力

タイルカーペットのデメリットを知ったところで、今度はその魅力をご紹介します。タイルカーペットはデメリットばかりではありません。メリットもたくさんあります。以下で特徴を見ていきましょう。

2-1. 防音効果がある

タイルカーペットには防音効果があります。音が響きにくいため、特にペットを飼っている家庭や小さなお子さんがいる家庭におすすめです。マンションなどでも下階に音が響くのを防いでくれるでしょう。

2-2. ホコリが舞いにくい

タイルカーペットはホコリを吸収してくれる働きがあります。ホコリの舞い上がりはフローリングの10分の1程度です。定期的にお手入れを行なっていれば、清潔な空間が保てますよ。

2-3. メンテナンスがしやすい

タイルカーペットは取り外しが可能です。そのため、洗濯をする際もスムーズに行えます。買い替える際も汚れた部分だけを新しくすれば良いため、コスト削減に繋がります。防汚加工が付いている商品なら汚れを弾いてくれるため、繊維に付着するのも防げますよ。購入前にウォッシャブル製品か確認しておくと良いでしょう。

2-4. 使い方の自由度が高い

タイルカーペットは使い方の自由度が高いこともメリットです。1枚の大きさは40cmから50cmと小さいため、簡単に施工が出来ます。無地や柄物などさまざまなデザインを組み合わせることも可能です。自分だけのお気に入りの空間をつくれるでしょう。お部屋の一部のみに敷く「中敷き」も人気です。使用目的に合わせてオリジナルの空間をつくりましょう。

2-5. デザインが豊富

タイルカーペットのデザインにはさまざまなものがあります。インテリアスタイルに合わせて、ナチュラルやモダン、ヴィンテージなどあらゆる雰囲気の空間をつくることが可能です。デザインや素材によっては価格は変動するため、あらかじめ予算を決めておくと失敗することも減るでしょう。

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3. タイルカーペットの選び方

タイルカーペットはどのような基準で選べば良いでしょうか。ここでおすすめの選び方を4つご紹介します。価格だけでなく、あらゆる角度から商品を判断できると、タイルカーペット選びで後悔することもなくなります。最適な商品を選べるように購入目的ははっきりさせておきましょう。

3-1. 耐久性で選ぶ

タイルカーペットは重歩行用と中歩行用があります。重歩行用はナイロン100%のパイルを使用しており、へたりや汚れに強い商品です。中歩行用はポリプロピレン製のパイルを使用しており、低価格で購入できます。それぞれへたりにくさや汚れにくさが異なるため、用途に合わせて選んでいく良いでしょう。

重歩行エリアに中歩行用のタイルカーペットを敷くと、貼り替え頻度も多くなり、結果的にコストが掛かってしまいます。使用頻度もあわせて見ていくと良いでしょう。

3-2. 踏み心地で選ぶ

タイルカーペットのパイルには3種類あります。サラッとした弾力性のあるループパイル、柔らかい肌触りが特徴のカットパイル、ループパイルとカットパイルが1枚の中に混じり合っているカット&ループパイルです。それぞれ踏み心地も変わってきます。購入時は直接触ってみることをおすすめします。

3-3. 遮音性で選ぶ

タイルカーペットにも遮音等級があります。数字が大きいほど、遮音効果は高くなります。マンションにお住まいの方や小さなお子さんがいるご家庭は遮音性の高いタイルカーペットを選ぶようにしましょう。

3-4. デザインで選ぶ

タイルカーペットは機能も重要ですが、デザインも慎重に選ばなくてはなりません。1枚のデザインだけで決めてしまうと、チグハグな空間になってしまったり悪目立ちしてしまったりする可能性があります。特に家庭用のタイルカーペットはデザインの種類が多いため、周囲のインテリアや家具と合わせるようにしましょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はタイルカーペットの魅力やデメリットをご紹介しました。タイルカーペットにはさまざまな商品があります。

必要な条件を整理していないと、購入後に後悔してしまうため、よく考えて商品を選ぶようにしましょう。今回ご紹介した選び方を参考にお気に入りの空間をつくってみてくださいね。

※ 併せて「タイルカーペットは快適?フローリングに敷く場合の注意点とは?」もご覧ください。

FLIE magazine 編集部

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