ロールスクリーンの天井付けとは?メリットやデメリットをご紹介!

インテリア
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ロールスクリーンは外部からの視線や日差しを遮るための窓装飾です。それらの設置方法には、天井付けと正面付けの2種類があります。

今回は、天井付けの特徴や注意点について解説していきます。自宅に取り入れるロールスクリーンの設置方法で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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1. ロールスクリーンを天井付けするメリット

まず、天井付けとはカーテンボックスの天井に取り付ける方法のことです。正面付けは窓枠の外側にレールが設置されていますが、天井付けの場合は天井部分や窓枠の内側に付いています。

そのため、以下のようなメリットが得られるでしょう。天井付けの魅力を最大限活かせるように、特徴を押さえておくことをおすすめします。

1-1. スッキリとした見た目になる

天井付けのメリットは、やはり見た目がスッキリすることでしょう。ロールスクリーンが窓枠からはみ出さないため、より広い空間を演出できます。

シンプルな空間をつくるのにも最適で、インテリアも合わせやすいのが特徴です。狭い空間でも開放的な印象を与えることができるでしょう。

1-2. レールにホコリが溜まらない

天井付けは窓枠内に取り付ける場合も天井部分に取り付ける場合もレールにホコリが溜まりません。小さなお子さんやアレルギーをお持ちの方がいる家庭でも安心です。

正面付けよりレールの幅が狭く、低い位置に設置するため、お手入れも楽に行えます。背の低い方でもスムーズに掃除可能です。

1-3. エアコンに干渉しない

ロールスクリーンを正面付けした際、位置によってはエアコンや扉に干渉してしまう場合があります。窓枠内や天井部分に設置する天井付けなら家具や家電の位置が邪魔になる心配もないでしょう。

動線を塞ぐ心配もないため、窓のすぐ下にデスクやベッドを置いても問題ありません。

1-4. 狭い場所でも設置可能

天井付けなら、廊下や部屋の出入り口など幅の狭い場所でもロールスクリーンを設置できます。正面付けと比べると、場所を選ばないため、あらゆる場面で活用できるでしょう。

見た目もスッキリとした印象になるため、家具のレイアウトや動線を邪魔することもありません。

1-5. コストを削減できる

ロールスクリーンを天井付けすることにより、高額な装飾型のカーテンレールを選ぶ必要がなくなります。その分の費用を他に回せるため、よりおしゃれな空間をコーディネートできるでしょう。

ロールスクリーンのデザインにこだわれば、高級感のある空間も演出可能です。イメージに合わせてお好きな商品を選んでみてください。

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2. ロールスクリーンを天井付けするデメリット

さまざまなメリットがある天井付けですが、デメリット部分も押さえておかないと購入後に後悔してしまいます。ロールスクリーンは頻繁に交換できるものではないため、慎重に選ぶ必要があるでしょう。

以下では、天井付けの代表的なデメリットを5つ解説していきます。

2-1. 光漏れがある

天井付けはレール上部に隙間ができてしまうことがデメリットです。窓の大きさによっては左右や下部からも光漏れが発生してしまい、遮光性が失われることもあります。

光漏れが気になるという方や遮光性を重視したいという方は、窓を覆う正面付けがおすすめです。

2-2. 遮熱性が低い

ロールスクリーンと窓の間に隙間があると、光だけでなく熱エネルギーも出入りしてしまいます。天井付けは正面付けと比べて、遮熱性が低いことがデメリットとなるため知っておくと良いでしょう。

隙間から暖気や冷気が外部に逃げてしまうため、冷暖房効率も下がってしまいます。

2-3. 取り外しに手間が掛かる

天井付けは正面付けより取り外しに手間が掛かるのもデメリットです。カーテンボックスや出窓の縁などに手が当たってしまうとなかなか外せないため、交換やメンテナンスの際に時間が掛かります。

普段は雑巾などで軽く拭き掃除をする程度に留めておくと良いでしょう。

2-4. 費用が高くなる

ロールスクリーンを天井付けする場合はサイズに合ったものをオーダーする必要が出てくるため、料金が高くなってしまう可能性があります。既製品でも取り付け可能ですが、おしゃれな空間をつくりたいなら適切なサイズのものを設置しましょう。

そのためにも、正しいサイズを計測しておくことが大切です。

2-5. 結露が発生しやすい場所には不向き

窓枠内にロールスクリーンを設置する際は、結露に注意しましょう。窓との距離が近い場合、結露で濡れてしまう可能性があります。

そのまま放置してしまうと、カビが大量発生してしまうため、早めに対策しておきましょう。特に結露が発生しやすい場所には、防カビ性の製品を取り入れるなど工夫する必要があります。

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3. ロールスクリーンを天井付けする際の注意点

最後に、ロールスクリーンを天井付けする際に知っておきたい注意点をご紹介していきます。以下のポイントを押さえておけば、天井付けで失敗したと後悔することも少なくなるでしょう。

3-1. 正しくサイズを測る

天井付けでロールスクリーンを設置するなら、窓枠の内側を端から端までを測りましょう。その寸法から1cm程度引いたサイズがロールスクリーンの仕上りサイズです。

窓枠内にセキュリティ機器や物干し用具など障害になるようなものがないか確認してから計測するようにしましょう。

3-2. 光漏れの対処法を考える

左右からの光漏れが気になるなら、リターン仕様のカーテンレールを使用することをおすすめします。レールのサイドにリターンフックと呼ばれるフックがあり、そこへカーテンの端を掛ければ横からの光漏れも軽減できるでしょう。

窓の隙間から光が漏れている場合は、カーテンボックスを活用してみてください。

3-3. 冷暖房効果の低下に備える

冷暖房効率が下がってしまったという場合にもカーテンボックスは役立ちます。レールの上部を覆うことで、冷気や暖気の放出が抑えられるでしょう。

カーテンボックスが設置できない場合は、扇風機やサーキュレーターなどその他の冷暖房器具で対処することをおすすめします。

3-4. 下地の有無を確認する

ロールスクリーンは下地がないと設置できません。天井や壁の内部にある柱はビスの固定場所となるため、設置前に確認しておきましょう。

壁や天井を叩いて高い音がした場合には下地があるため、ロールスクリーンを安全に設置できます。最近では、針を刺して下地を探すアイテムも販売されているため、探してみると良いでしょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、ロールスクリーンを天井付けするメリットやデメリット・設置時の注意点をご紹介してきました。天井付けは見た目がスッキリ整いますが、光漏れが発生する可能性があります。

入念な対策をしておくことで、快適な室内空間が維持できるでしょう。ロールスクリーンを設置する際は下地の有無を確認し、安全な状態で取り付けることが重要です。

窓のサイズや規格によっては、ロールスクリーンをオーダーしなければならないため、費用が嵩む可能性もあります。優先すべき条件を考え、購入を後悔することがないようにしっかり計画しましょう。

FLIE magazine 編集部

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