ヴィンテージ家具の魅力とは?種類や購入時のポイントを解説!

インテリア
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近年はインターネットなどで簡単に物が買える時代ですが、それに伴ってヴィンテージ家具が見直され、以前より人気が高まっています。

ヴィンテージ家具は昔から変わらない魅力がたくさん詰まっており、自宅のインテリアとして取り入れる方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなヴィンテージ家具について種類や選び方をご紹介していきます。ヴィンテージ家具に興味がある方や他とひと味違う空間をつくりたい方はぜひ参考にしてみてください。

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1. ヴィンテージ家具の魅力とは

ヴィンテージにはもともと「古くて価値のあるもの」という意味があります。そのような家具にはどんな魅力があるのでしょうか。

ヴィンテージ家具の代表的な特徴を以下でご紹介していきます。

1-1. 木目が美しい

まず、ヴィンテージ家具には美しい木目が使用されています。特に上質なものは天然木の突き板を使っているため、無垢材の家具より整った美しい木目が楽しめるでしょう。

マホガニー材やローズウッド材などの高級木材を使用していることも特徴で、希少価値が高い家具です。

1-2. 表情に深みが出る

ヴィンテージ家具は経年変化が楽しめるのも魅力の一つです。

使い込むほどに木肌が艶やかに美しく変化していくため、長く使える家具として人気があります。細かい傷やシミ、角の丸みなどさまざまな表情を楽しめるため、使っていくうちに愛着も湧いてくるでしょう。

量産型のインテリアではなく、こだわりを感じられる空間がつくれます。

1-3. 趣が感じられる

ヴィンテージ家具には新しくつくられたものには出せない趣や懐かしさがあります。好みのものを厳選して、じっくりと時間を掛けてお部屋づくりが楽しめるでしょう。

家具の他にも、床や壁なども味わいを感じる素材を使用し、より深みのある空間を演出してみてください。古き良き時代を感じるレンガや現代的でありながらも温かみを感じるコンクリートなどがマッチするでしょう。

1-4. 大人っぽい雰囲気がつくれる

ヴィンテージ家具は性別問わず人気があります。落ち着いた大人な雰囲気を演出できるため、さまざまな場面で活躍するでしょう。

つくられた時代や地域によってデザインや様式が異なるため、細部までこだわってみることをおすすめします。テーブルやソファ、収納棚など特別なアイテムを取り入れてみましょう。

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2. ヴィンテージ家具の種類

一口にヴィンテージ家具といっても、その種類はさまざまです。よりおしゃれな空間を演出できるようにヴィンテージ家具の種類を知っておきましょう。

ここでは、代表的な5つを紹介します。

2-1. 北欧系

1つ目にご紹介するのは、北欧系のヴィンテージ家具です。それらの家具がつくられたのは、1940年代から1960年代にかけてのミッドセンチュリー期で、木の温かみや質感を大切にしたデザインです。

その他、先細りする脚などスタイリッシュさ感じるデザインが多いのも特徴として挙げられます。

2-2. ミッドセンチュリー系

北欧系のデザインと同時期につくられたのが、ミッドセンチュリー系のヴィンテージ家具です。ポップな配色や曲線的なデザイン、プラスチック製品などが特徴として挙げられます。

ミッドセンチュリー系は個性が強いデザインですが、異素材との組み合わせが良く、レトロ雑貨などを組み合わせると上手にまとまります。どこか懐かしい雰囲気になるようアレンジしてみましょう。

※ ミッドセンチュリー風インテリアの詳細については、「ミッドセンチュリースタイルの部屋を上手につくるには?特徴やコツをご紹介!」をご覧ください。

2-3. ジャンク系

少しダメージが入ったようなジャンク系のヴィンテージ家具は、北欧ヴィンテージと並んで人気のあるテイストです。代表的な家具はアイアンなどを使用したもので、古材との相性が優れています。

インダストリアルな空間をつくるにはもってこいのデザインでしょう。ただ、数はあまり多くないため購入のタイミングを逃さないことが大切です。

2-4. ブルックリン系

アメリカのブルックリンはリノベーションの文化が根付いていることから、ヴィンテージ家具が多く存在します。ブルックリン風のインテリアをつくるコツは、エイジング感が強い黒や茶色のダーク系の家具を使用することです。

また、レザーのソファやアイアンラックなどを取り入れるのも良いでしょう。

※ ブルックリン風インテリアの詳細については、「ブルックリンインテリアの特徴とは?コーディネートのコツも解説!」をご覧ください。

2-5. レトロポップ系

最後にご紹介するのは、レトロポップなヴィンテージ家具です。ミッドセンチュリー系やアメリカ系のカジュアルなレトロ家具を使用するため、賑やかな印象になるでしょう。

家具の他にも食器や照明、アートなどにヴィンテージ要素を取り入れると趣ある空間に仕上がります。色数は多くても良いですが、できるだけトーンを抑えた色でまとめるのがコツです。

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3. ヴィンテージ家具を選ぶ際のポイント

最後に、ヴィンテージ家具を実際に購入する際に知っておきたいポイントをご紹介していきます。ヴィンテージ家具は価格が高いものもあるため、失敗しないように注意点を把握した上で購入することをおすすめします。

質の高いものを賢く購入し、より良い空間をつくっていきましょう。

3-1. 質感にこだわる

ヴィンテージ家具を購入する際は、質感に注目しましょう。細めのものより少し無骨なものを選ぶと、室内に合わせたときに上手にまとまります。全体的な雰囲気を明確に決め、どのような素材が足りないか考えましょう。

統一するところはしっかりと統一し、アクセントを付けるところはしっかり強調することで空間にメリハリが生まれます。

3-2. メンテナンス方法を把握する

ヴィンテージ家具は購入時にメンテナンス方法も確認しておくことをおすすめします。お手入れの方法が分からないと、すぐ傷んでしまったり壊れてしまったりと長く使用できません。

ヴィンテージ家具は経年変化が楽しめますが、それは適切なお手入れをしてこそです。素材や塗装によって方法が異なるため、事前に確認しておきましょう。

3-3. 空間全体のバランスを考慮する

これはヴィンテージ家具を選ぶときだけでなく、インテリアコーディネート全般にいえることです。おしゃれで品のある空間をつくるには、具体的なイメージが欠かせません。

インテリアをコーディネートする際は、どのような雰囲気にしたいのか明確に思い描くようにしましょう。参考画像などをたくさん集めておくと良いでしょう。

3-4. 手作業でつくったものを選ぶ

ヴィンテージ家具の独特なテイストは手作りだからこそ生み出されるものです。職人が1つ1つ手作業でつくっている家具屋を選ぶことでより高級感のあるヴィンテージ家具が購入できます。

ヴィンテージの魅力を最大限活かすためにも、お部屋づくりは細部までこだわってみましょう。

3-5. 個人店を探す

手作業で家具づくりをしているお店は家具量販店ではなく個人店であることがほとんどです。職人が手作りした家具は、温かみのあるため、空間に上品さをもたらしてくれます。

よりこだわった空間をコーディネートするためにも、ヴィンテージ家具は個人店での購入をおすすめします。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はヴィンテージ家具の魅力や種類、購入時の注意点などをご紹介しました。ヴィンテージ家具は量産型の家具には出せない深みのある表情や高級感が特徴です。

デザインの種類も多く、北欧系やミッドセンチュリー系、ジャンク系などさまざまなものがあります。つくりたい雰囲気や間取りに合わせて、より良い家具を自宅に取り入れてみてください。

ヴィンテージ家具を購入予定の方は、お近くの個人店を探してみましょう。

FLIE magazine 編集部

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