観葉植物は室内に置くことで癒しや安らぎを感じます。インテリアもおしゃれになるため、自宅に取り入れたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、観葉植物は選び方を間違えてしまうと、枯れてしまったりインテリアの邪魔になったりと後悔をしかねません。
そこで今回は、キッチンに置く観葉植物の選び方や飾り方などをご紹介します。キッチンに観葉植物を置こうと考えている方は、おすすめの種類もあわせてみて見てください。
1. キッチンの観葉植物はどう選ぶ?
観葉植物はサイズや形、色合いなどさまざまな種類があるため、どれを選んで良いか迷ってしまいます。
そんな場合は、以下の方法で選んでみることをおすすめします。それぞれのポイントをしっかり押さえて、納得のいく観葉植物を選んでみましょう。
1-1. 置く場所で選ぶ
まず、一つ目のポイントとして挙げられるのは置く場所です。観葉植物は日当たりの良い場所で育つものもあれば、日陰を好むものもあります。
置く場所によって最適な植物も異なるため、キッチンがどのような環境なのか把握しておきましょう。日光を当てても良いか分かるだけでも条件が絞られてくるはずです。
1-2. 大きさで選ぶ
観葉植物は種類によって大きさが異なります。一般的に観葉植物は「号」でサイズが表されますが、大型と呼ばれるものは7号以上のものがほとんどです。手のひらサイズの植物を購入したい場合は、3号〜5号のものを選ぶようにしましょう。
キッチンのどこに飾るのか、どんな雰囲気にしたいのかをしっかりと考え、適切なサイズを購入することが大切です。
1-3. 育てやすさで選ぶ
キッチンの観葉植物を選ぶ際は、育てやすさを考慮するのも重要です。観葉植物の中には水やりの頻度が少なく、初心者でも簡単に育てられる植物があります。
一方で、こまめなお手入れが必要な植物もあるため、ライフスタイルや希望に合わせて種類を選んでみましょう。特に初心者の場合は丈夫で手間の掛からない植物がおすすめです。
1-4. 風水で選ぶ
キッチンに置く観葉植物は風水を基に考えるのも良いでしょう。仕事運や金運アップに効果がある植物を選べば、日々の暮らしもより充実するはずです。
それぞれの方角で向いている植物が異なるため、置く場所で選んでみることをおすすめします。その際は、植物の花言葉にも注目してみると良いでしょう。
2. キッチンに置く観葉植物の飾り方
続いて、キッチンに置く観葉植物の飾り方を5つご紹介していきます。初めて観葉植物を取り入れるという方やおしゃれにレイアウトする自信がないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
2-1. カウンターに飾る
キッチンにカウンターがある方はそこに観葉植物を飾ると良いでしょう。小さめの植物であれば、場所を取らずにおしゃれなアレンジができます。1鉢だけ置くだけでもさりげないアクセントになるため、空間にメリハリが付くはずです。
観葉植物をお部屋の主役にしたい場合は、大きめのサイズを取り入れましょう。その際、置く場所や植物の高さなどにも注意することが大切です。
2-2. キッチン棚を活用する
キッチン棚にスペースがある方はそちらに観葉植物を置くのも良いでしょう。キッチン棚の高さにグリーンがあることで、癒しを感じながら調理が可能です。
鉢の色や植物の形状、葉っぱの色など細部までこだわりを持って選ぶことをおすすめします。コーディネートの際は、調理器具や食器なども考慮してバランス良くレイアウトしましょう。
2-3. キッチンバーに吊るす
キッチンの作業スペースに観葉植物を飾ってしまうと、動線の邪魔になってしまう可能性があります。そのようなときは、キッチンバーに吊るすのもおすすめです。デッドスペースを活用しながら、おしゃれなキッチンがつくれます。
特に手のひらサイズの植物は吊るしても邪魔になりにくく、あらゆる場面で重宝するでしょう。
2-4. レンジフードの上に置く
キッチンの植物置き場として意外と人気なのがレンジフードの上です。
ただ、落下の危険性があるため、サイズは小ぶりなものを選びましょう。コーディネートを工夫すれば、インテリア上級者並みのおしゃれな空間がつくれるはずです。鉢の形や色などにもこだわってみましょう。
2-5. ハンギンググリーンにする
天井やライティングレールなど高い位置から植物を吊るすのもおすすめです。ハンギンググリーンはカフェやレストランに多く取り入れられており、おしゃれな雰囲気を演出できます。
ツル状の植物を選べば、成長して流れるように垂れていく植物の変化も楽しめるでしょう。つくりたい雰囲気に合わせて、種類を選んでみてください。
土が無くても飾ることができる「エアプランツ」も吊るして飾るのにおすすめです。
※ 参考記事: 「エアプランツの飾り方とは?自宅に飾るときの注意点も解説!」
3. キッチンにおすすめの観葉植物
最後に、キッチンにぜひ取り入れていただきたい観葉植物をご紹介します。植物選びで迷ったら、以下のどれかを取り入れてみると良いでしょう。
3-1. ポトス
大ぶりな葉っぱが印象的なポトスは、耐陰性にも優れているため多少日が当たらなくても枯れる心配はありません。初心者でも比較的育てやすいでしょう。水挿しでも楽しめるため、お手入れも簡単です。
葉っぱの種類も多く、斑入りのものもあれば無しのものもあります。ライムグリーンの綺麗な色をしたポトスもあるため、お気に入りのものを自宅に取り入れてみましょう。
3-2. ペペロミア
種類によってさまざまな表情を楽しめるペペロミアもキッチンの観葉植物としておすすめです。
耐陰性が高い植物であるため、日が当たらないキッチンでも問題なく育つでしょう。観葉植物を育てるのが初めての方にも扱いやすく、丈夫で長持ちします。
風水では邪気を払ったり集中力を高めたり効果があるともいわれており、キッチンにぴったりの植物です。
3-3. サンセベリア
空気清浄効果を持つサンセベリアは、エコプラントとしても人気があります。縦に伸びる植物であるため、狭いキッチンに取り入れても動線を邪魔することはないでしょう。
※ 参考記事: 「エコプラントの効果とは?初心者におすすめの種類をご紹介!」
耐陰性はありますが、日光を好むためなるべく日の当たる場所に置くことをおすすめします。土が乾いたら、たっぷりと水やりをしてあげてください。
3-4. パキラ
パキラは風水的に仕事運や勉強運アップに効果があるといわれています。「勝利」という花言葉もあるため、仕事や勉強で成功したいと思っている方におすすめです。
パキラも日光を好む植物であるため、日当たりの良い窓辺に置くのが良いでしょう。水やりは土が完全に乾いていることを確認してから行うことが大切です。
3-5. シェフレラ
シェフレラは丸みを帯びた葉っぱを付けるのが特徴です。キッチンに置くと気の流れを整えてくれるため、運気アップも期待できます。気持ちを落ち着かせてくれる効果もあるため、リラックスしたい場合に取り入れてみると良いでしょう。
季節問わず、水をたっぷりあげることで良く育つため、定期的にお手入れすることが大切です。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、キッチンに置く観葉植物に選び方や飾り方・おすすめの種類をご紹介しました。キッチンはスペースが限られているため、置く場所や飾り方にこだわることが大切です。
より快適な環境で調理ができるように、工夫してコーディネートしてみましょう。どんな植物を取り入れるかもおしゃれな空間をつくるポイントです。