浴室の鏡はどう交換する?自分でやる方法や注意点を解説!

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浴室に付いていると便利な鏡ですが、長年使用していると汚れや劣化が目立ってきます。「以前よりも映りが悪い」「曇っている部分が多い」などの症状が出たから交換のタイミングです。

その他にも、鏡の交換が必要なタイミングがいくつかあるため、それらの症状を具体的に解説していきます。自分で鏡を交換する方法や注意点などもあわせて解説していくため、浴室の鏡汚れについて困っている方はぜひ参考にしてみてください。

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1. 浴室の鏡を交換するタイミング

浴室の鏡を交換するタイミングはいつでしょうか。事前に交換時期を把握しておくことで、浴室の劣化を防げるでしょう。

以下の症状が見られた場合は、早急に対策する必要があります。自宅の鏡がその症状に当てはまっていないか確認してみてください。

1-1. カビが発生したとき

まず、浴室の鏡を見て黒いカビが発生していたら交換の時期です。

まだ根を張っていない軽度のカビなら洗剤などを使えば落とすことができますが、頑固なカビはなかなか落とせません。一度カビが生えてしまうと、別の場所に繁殖してしまう可能性もあるため、新品に交換した方が良いでしょう。

1-2. 水垢汚れが気になるとき

浴室は水気が溢れる場所であるため、そのまま放置しておくと鏡に水垢が付いてしまいます。水垢は鏡を曇らせる原因ともなるため、なるべく早めに交換しましょう。

浴室の鏡は髭剃りやムダ毛処理の際に使用することも多く、曇っていると不便です。より快適な浴室にするために、綺麗な鏡を導入しましょう。

1-3. ひび割れしたとき

鏡のひび割れを発見した場合も、早急に対策が必要です。鏡のひび割れは怪我に繋がる恐れもあるため、安全な浴室を保つためにも交換をしましょう。

ひび割れの面積が小さければ補修テープなどで修繕も可能ですが、面積が大きい場合には新しい鏡を購入するほかありません。

1-4. 寿命を迎えたとき

浴室の鏡は10年〜15年が耐用年数です。その間に上記のような症状が見られる場合もあるため、長く使っている鏡は入念にチェックしておきましょう。

経年劣化が進むと、ウロコ汚れやサビ汚れなども目立ってきます。事前に鏡の劣化症状やその対策を把握しておくことが大切です。

1-5. リフォームするとき

リビングやキッチンのリフォームをするなら、浴室も一緒に工事することを検討してみましょう。

住宅全体を丸ごとリフォームすれば、中古物件であっても新築同様の住まいに生まれ変わります。綺麗で使い勝手の良い浴室は居住者の心を癒し、より快適な暮らしへと導いてくれるはずです。

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2. 浴室の鏡を交換する方法

浴室の鏡は自分でも交換することができます。

作業の手間や時間は掛かりますが、工事費用を安く抑えられるため低コストで鏡を交換したい方におすすめです。工程をしっかりと把握し、丁寧に作業していきましょう。

2-1. フレームを外す

浴室の鏡は壁に貼られているものもありますが、ハンガー金具や片長チャンネルで固定されているものがほとんどです。この金具は上下にフレームが動くようになっているため、押し上げて外します。

硬くなっている場合は、スクレーパーやマイナスドライバーなどを使うと良いでしょう。

2-2. 鏡を取り外す

金具を取り外したら、今度は鏡自体を出していきます。鏡は金具で固定されていても、ミラーマットや変成シリコンで接着されているため、これらをカットして取り外していきましょう。

PPバンドでカットする場合はノコギリの刃のように見立てて、真っすぐの状態のまま左右に引くとスムーズにカットできます。

2-3. 掃除をする

鏡を取り外した後は、のり剥がしクリーナーやスクレーパーなどを使用して鏡があった場所を掃除していきます。強く擦り過ぎてしまうと傷が付く恐れがあるため、ゆっくり丁寧に作業していきましょう。

スクレーパーは金属製の方が清掃しやすいですが、傷防止のためカーボン製のものを使用することをおすすめします。

2-4. 新しい鏡を付ける

最後に新しい鏡を設置していきますが、金具を使用する場合でもミラーマットと変成シリコンを併用すると良いでしょう。

まず、下の金具に鏡を取り付け、その後、上の金具を下にスライドさせて完了です。きちんと嵌っているか遠目で確認して、問題がなければ使用できます。

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3. 浴室の鏡を交換する際の注意点

最後に、浴室の鏡を交換する際の注意点を解説していきます。以下のポイントをしっかりと頭に入れ、無駄な出費にならないように気を付けましょう。

3-1. 鏡の種類は正しく選ぶ

浴室の鏡を交換する際は、耐食性や耐錆性に優れた商品を選ぶ必要があります。居室や玄関などに置く鏡を使用してしまうと、カビやサビが発生しやすくなってしまうでしょう。

アクリル製やアルミとプラスチックの貼り合わせなどは比較的頑丈で、湿気の多い浴室でも長持ちします。

3-2. 鏡の厚さを確認する

鏡を新しく購入する際は厚さにも注意する必要があります。

浴室の鏡は厚さ5mmが一般的です。金具の種類も考慮して、自宅の浴室に対応している鏡を購入しましょう。鏡の厚さを間違えてしまうと、設置できないということもあり得ます。資金を無駄遣いしないためにも、事前にサイズを確認しておきましょう。

3-3. 取り付け金具にも種類がある

浴室の鏡は上下にスライドできる金具が付いていることがほとんどですが、中にはスライドできないものもあります。右にスライドさせてから上に押し上げるものや割りばしなどでロックを解除するものもあるため、金具の種類を間違えないようにしましょう。

必ず金具の種類を確認してから新しいものを購入するようにしてください。

3-4. 処分方法に気を付ける

鏡の処分方法は各自治体によって異なります。費用が掛かる場合もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。不法投棄した場合は罰金や罰則などが発生するため、ルールに従う必要があります。

新しい鏡に取り替えて満足するのではなく、きちんと処分まで終えることが大切です。

3-5. 自分でできないときは業者に依頼する

浴室の鏡交換は自分でも行えますが、時間がない場合や作業が難しい場合は業者に依頼することをおすすめします。

業者への依頼費用は1万円〜5万円が相場です。サイズや地域によって料金は異なるため、見積もりを出してもらうと良いでしょう。その際は複数社に金額を出してもらい、見比べることが大切です。

信頼できる業者に任せるためにも、下調べは入念に行いましょう。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、浴室の鏡交換についてご紹介しました。

浴室の鏡は、頑固なカビやサビ・ひび割れ・水垢などを発見したら交換する必要があります。そのまま放置しておくと、浴室の劣化や建物の腐食に繋がります。住宅の寿命を縮めることにも繋がりかねないため、早急に対策することが大切です。

鏡の交換は自分でも可能ですが、不安な場合は業者に頼むと良いでしょう。浴室の鏡を長持ちさせるには、日々のお手入れの他に強固な鏡を使用する方法があります。

設置する鏡の種類も工夫し、安心して入浴できる環境を整えていきましょう。そのためにも、鏡の種類にどんなものがあるか事前に知っておくことが大切です。