「キャンプに行きたいけど時間がない!」「今はコロナ渦で、外に出るのは気が引ける…」そんな方にオススメするのは、おうちキャンプ!
数年前からじわじわと人気を集めてきていたおうちキャンプは、コロナ渦を機に近頃さらに注目が集まっています。自宅で気軽に、そして安心してアウトドア気分を味わえるおうちキャンプには魅力がたくさん!
今回は、そのおうちキャンプの魅力や注意点から、オススメのアイテムまでご紹介します。
1. おうちキャンプには魅力がたくさん!
いざ野外キャンプをするとなると、道具揃えから予定の確保など考慮しなければならないことがたくさんありますよね。特に初めてのキャンプとなると、予想外の事態にあたふたしてしまうことも。
その点、マンションでのキャンプは野外キャンプに起こりがちなトラブルの心配もなく、快適に楽しむことが可能です。ここでは、おうちキャンプならではの魅力についてご紹介したいと思います。
1-1. 虫や天候を気にしなくて良い快適さ
キャンプの大敵と言えば、この「虫」と「天候」ですよね。
特に多くの女性がキャンプをためらってしまう理由ナンバーワンは虫です。テントの中に虫が入ろうものなら大騒ぎ!そんなことも珍しくはありません。
また、小さなお子様がいるご家庭も、虫には大変気を使いますよね。
おうちキャンプでは、そのような心配はご無用。網戸だけ外さずに窓を開けてキャンプが可能なため、とても快適です。また、突然の雨で中止になることもありません。
今までキャンプをためらっていたご家族も「おうちキャンプならやってみてもいいかも…」ときっと思ってくれるはず。
1-2. 家のものを自由に使える気軽さ
お外で本格的にキャンプをするとなると、様々な問題が起こるのが常。重いクーラーボックスや火起こしセット、お風呂はどうする問題などなど。
自宅キャンプでは、冷蔵庫やコンロ、お風呂がその場にあるため、困ることはまずありません。
「それじゃあキャンプの意味がない!」そんな方は、どれか1つ2つを自分たちでやってみるというルールにするのはいかがでしょうか?
例えば、火起こしはバーナーを使って、冷蔵庫は家のものを使うなどすれば、キャンプの醍醐味と自宅の快適さを2つ取りすることが可能です。
キャンプの道具一式を揃えなくて良いため、お財布にも優しいのがうれしいポイントです。
2. おうちキャンプの注意点とは?
自宅で行うおうちキャンプは、その特性上、注意が必要な点がいくつかあります。みんなで気持ち良くおうちキャンプをするためにも、以下の点にはご注意ください。
2-1. やはり音には要注意
やはりマンションということで、音には注意が必要です。特に室内にテントを張るときや家具を移動するとき、片づけをするときのタイミングは音が出やすいもの。住民トラブルにならないためにも、下の階に音が響かないように注意をしてください。
音に気兼ねなくおうちキャンプを楽しみたい方は、防音マットを取り入れることをオススメします。最近はネットショッピングで、洗えるタイプのマットや、キャンプの雰囲気にピッタリな木目柄のマットまで販売されているため、好みに合わせて楽しむのも素敵ですね。
2-2. 火起こしで火災報知器!?
次に注意をしていただきたいのが、火を使う際に出る煙です。十分に換気をしないと、マンションの火災報知器が反応することも。最近はとても精度が高いものが多く、お風呂場の湯煙でさえ反応してしまうこともあるため、十分な対策をしましょう。
オススメの対策方法は、火起こしはホットプレートや電気コンロで行う、もしくは窓のそばで行うことです。もちろん換気扇は全開で回して下さい。
風の流れにも注意が必要なため、煙がきちんと窓の外に流れるように窓に向けて扇風機を当てるとより効果的です。
2-3. 床や壁にキズが付かないように注意を
最後はキズについてです。キャンピング道具は、もともと外で使うことを想定して作られているものがほとんどですから、思わぬところで床にキズがつく可能性があります。重さも比較的重いものが多いため、大きなキズにならないように対策をしましょう。
オススメは先ほどの音問題で説明をした、マットを取り入れるアイディア。マットはここでも有効的です。また、テントの金具部分の末端や火起こしコンロの脚など床に接する部分に、キズ防止テープを貼るのも◎
床のキズは、賃貸の場合だと修繕に多額の請求をされる可能も。しっかりと対策をしましょう。
3. キャンプの雰囲気を再現!おすすめのおうちキャンプアイテム
ここでは、マンションでキャンプをする際に、取り入れるとさらに本格的なキャンプの雰囲気を再現可能になるアイテムをご紹介します♪
3-1. 寝袋
やはりキャンプの醍醐味と言えば寝袋で寝ること!寝袋を取り入れるだけで、一気に「キャンプをしている感」を出すことが可能です。
そして、この寝袋はキャンプ道具だけで終わりません。キャンプ後にも防災グッズとして家に常備をしておくと、いざとなったときにとても役に立つため、一家に人数分置いていた方が安心なのです。
また、今はおしゃれで快適な寝袋がたくさんあるため、泊りの来客があった際にも使うことが可能です。おうちキャンプはもちろん、いろんな場面で活躍できる優秀アイテムですね。
3-2. ランタン
手ごろにキャンプの雰囲気を出すにはランタンがオススメ。夜、家の電気を全て消して、ランタンだけを灯せば、まるでそこは森の中のよう。
ランタンを囲ってロマンティックな空間の中でお酒を交わせば、いつもと違った雰囲気を楽しめますよ。
3-3. 折り畳み式ロッキングチェア
ゆらゆらと揺れるロッキングチェアは、ハンモックのように座っているだけでも気持ちよく、うとうとしてしまいます。見た目的にも、ロッキングチェアがあるだけでおしゃれキャンプに見えますよね。
おうちキャンプをしない時でも、窓辺で広げれば一気に癒しタイムを演出できるのです。
3-4. お子様家庭にオススメ!おうちプラネタリウム
ぜひ、お子様のいる家庭の方に取り入れていただきたいのが、このプラネタリウム!
テントの中でライトを灯せば、とっても美しい空間を演出できます。お子様もきっと大喜びしてくれるはずです。コロナ渦で、なかなか遊びに行けなかったというご家庭のお子様にも、おうちプラネタリウムは素晴らしい思い出になること間違いなしです。
4. まとめ
今回は、おうちキャンプについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?自宅で手軽にできて、お財布にも優しいおうちキャンプは、コロナ渦でも気兼ねなく楽しむことが可能です。
今までキャンプをするか悩まれていた方は、ぜひこの機会におうちキャンプにチャレンジされてみてください!きっと新しい発見があるはずですよ。
※ 併せて「ベランピングはマンションでも可能?注意点と楽しみ方を解説!」もご覧ください。