週末農業って何から始めたら良い?おすすめの方法や野菜をご紹介

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気軽に農業を始められると話題の「週末農業」。
週末だけで農業を始められることから、「いつか農業をしてみたいな…」「自給自足生活に憧れる!」そう思っている方にとってもおすすめな方法です!

ですが、いざ週末農業をやろうとすると、何から始めたら良いのか分からないとお悩みの方も少なくないかと思います。
この記事では、そんな方のために週末農業の始め方や、初心者でも育てやすい作物についてご紹介します。

週末農業についても解説していますから、「そもそも週末農業が何なのか分からない…」という方も是非目を通してくださいね!

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1. 週末農業とは?

週末農業とは、OLやサラリーマンなど本業のある方が、週末だけ農作業をすることです。
週末だけ畑を借りることも可能ですから、将来専業農家になることを考えている方や、自給自足の生活をしてみたいという方に人気の農業方法。

また、お子さんと一緒に自然に触れ合うという教育目的や、取れたての野菜を食べたいという理由で週末農業をされている方々もいらっしゃいます。

本業を持っていても比較的気軽に農業を始められますし、自分たちで育てた野菜を食べられる、自然と触れ合えるといったメリットがたくさんありますよ!

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2. 週末農業の始め方

2-1. 体験農業に参加する

全くの農業未経験から週末農業を始める場合は、体験農業で実際の農業とはどんなものなのか肌で感じてみましょう。
農業は自然相手の仕事ですから、一筋縄では行かない部分もありますし、それは実際に農業を体験してみないことには分かりません。

都心にも農業体験ができるレンタル農家はいくつもありますし、ボランティア農業なども開催されています。
積極的にそのような体験農業に参加し、知識や経験を身に付けておきましょう。

2-2. 農学校で勉強する

週末農業を一定期間経験した後、専業農家になることも視野に入れているという方は農学校に通うのもおすすめです。
農学校では作物を育てる技術力はもちろんのこと、実際に収穫した作物を販売する営業力や経営力を体系的に学べます。

今は社会人向けの週末コースや夜間コースを取り入れている農学校もありますし、働きながら学校に通える仕組みも充実しています。
より本格的に週末農業を始めたいという方は、選択肢に入れてみるのも良いでしょう。

2-3. 畑を借りよう

週末農業は、地主さんから畑を借りたり、レンタル農園と契約したりして畑をシェアしながら農業を始めるというスタイルが一般的です。
始め方のポイントとしては、まずは小規模な畑を借りること。いきなり大規模な畑を借りたとしても、初心者さんだと手入れが行き届かない場合があります。

せっかく始めた農業も、手入れが行き届かず作物が育たなければ残念な気持ちになりますし、そこで挫折してしまう可能性も考えられます。
まずは小規模農園から始めて、慣れてきたら徐々に畑を広げたり、あとから広い畑を借りたりするという方法が安心です。

また、畑を借りる際にはあまり遠すぎない立地を選んだ方が良いと言われています。
遠すぎると毎週末に長時間車を走らせて畑に向かうことになりますし、体力的にも金銭的にも負担になるため、できる限り自宅に近い立地の畑を探して、週末に無理なく通える距離の畑を借りることをおすすめします。

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3. 週末農業におすすめの作物

3-1. 根菜類

サツマイモやジャガイモ、ニンジンなどの根菜類は、一度種芋を植えると、土の中で育ってくれるため手間が掛かりません。
枯れてしまうというリスクも、葉菜類に比べて圧倒的に少ないため、まさに初心者向きの作物と言えるでしょう。

サツマイモは痩せた土地でもよく育ち、肥料も最低限で済むため、「毎週畑に行けないかもしれない…」という方にもおすすめの作物。よく幼稚園や小学校でサツマイモ掘りが行われるのも、育てやすさがあるからです。

にんじんはほぼ1年中収穫可能な野菜ですから、初心者におすすめと言えます。

3-2. トマト

トマトも週末農業におすすめかつ人気の作物。
頻繁に水やりをしなくても良いため、週末農業に適していると言われています。

ただ、雨が多く湿気の強い梅雨にはトマトがダメになってしまう可能性があるため、梅雨の時期は避けた方が良いでしょう。
梅雨以外の時期も雨が降ったときのことを考慮して、雨除けを作ってあげておくと安心ですよ!

3-3. ナス

トマトと並び、ナスも育てやすい野菜の代表例です。
ナスは厚さや庁舎日光、雨にも強いため初心者でも簡単に育てられます。

4~5月ごろに種をまけば、10月ごろまで長い間楽しめますよ!
初めに堆肥などをたっぷりと入れておくとより安心です。

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4. 週末農業の注意点

週末農業でご注意いただきたいのが、副業としてお金を得るという目的だと、なかなか成果が出にくいという点。
野菜1個は何十円という単位での販売となるため、しっかりとした利益を出すには何百個という数が必要ですし、ライバルは専業農家さんになるのです。

そのため、初めから「農業で稼ぐ!」という目的で週末農業を始めると、成果が出ずに挫折してしまう場合も。
初めのうちは自分たちや近所の方にお裾分けできる分の野菜を育てる、「余って売れればラッキー!」程度の気持ちで始めた方が良いでしょう。

いずれ専業農家を目指されているという方は、もちろん収益を重視することも大切ですが、週末農業だけでまとまった副収入を得るというのは難しいというのが現状です。

5. まとめ

今回は今話題の週末農業についてご紹介しましたがいかがでしたか?
簡単に育てられる野菜・気軽に通える距離の畑さえ選べば、週末農業は誰にでも始められるということがお分かりいただけたかと思います。

自分たちで育てて収穫した野菜は一段と美味しく感じますし、自然に触れ合えば心も癒されること間違いなしです!
是非、まずは体験農業などから始めて、野菜を育てる楽しさを味わってみてくださいね。