結婚したらマンション購入する?しない?ライフプランに合わせて選択を

中古マンション
この記事は約5分で読めます。

新婚夫婦の悩み。それは「マンションを購入するか・賃貸に住み続けるのか」ということ。

マンションを購入するか・賃貸するかは、いろんな場面で議論されることが多く、「結局何が正解なの!?」と思ってしまいますよね。結婚した後に、誰もが通るテーマと言えるでしょう。

そこで今回は、マンションを購入・賃貸する場合のメリットやデメリット、どのような場合にマンション購入を視野に入れた方が良いかなどについて解説します!

スポンサーリンク
任意売却なら「未来改善パートナーズ」

1. マンション購入のメリット

1-1. 資産になる

これはマンションを購入した場合の1番のメリットですよね。
賃貸の場合、払ったお金が戻ってくることはりませんが、購入したマンションは資産として自分のものになるため、不要になった場合は売ることも貸し出すことも可能です。
老後は収入が減ることが予想されるため、結婚後の早いうちにマンションを購入して定年前にローンを完済しておけば、その後は(固定資産税等を除けば)管理費と修繕積立金のみで住み続けられます。

1-2. 設備が充実している

賃貸マンションよりも購入した分譲マンションの方が、設備が充実している場合が多いとされています。
例えば都心で2LDKに住もうとすると、月15万円以上掛かる場合がほとんど。その金額を払ったとしても、築浅の賃貸マンションに住める可能性も低いですし、設備も最低限という場合もあります。

マンションを購入した場合は、賃貸と同じ金額のローンを毎月払ったとしても、もっと綺麗で設備も充実したマンションに住むことが可能です。
共用部分のラウンジや宅配ボックス数の充実、さらにはゲスト部屋や貸しスペースも完備されたマンションもあります。
賃貸ならタワーマンションでしか実現できないような充実した設備を、購入したマンションなら手に入れられる可能性が高いのです。

1-3. 自由度が高い

建設途中の分譲マンションなら、自分好みに合わせてインテリアカラーや間取りの変更もできる場合があります。
また、購入後は自分のものですから、壁紙の張り替えや、規定内での自由なリフォームが可能です。

スポンサーリンク

2. マンション購入のデメリット

2-1. 気軽に引っ越せない

分譲マンションは気軽に引っ越しができないという点が1番のデメリットですよね。
もし配偶者が急な転勤を言い渡されたときは、単身赴任となってしまう可能性があります。

また、お隣さんとどうしてもうまく行かないときや、住人の騒音が気になるときなども、我慢して住み続けなければなりません。マンション購入は正直なところ、引っ越してみないと分からない運の要素もあります。

2-2. 住宅ローンの負担

ローンには終わりがあるとはいえ、かなり長期に渡っての返済になるため、リスクがゼロというわけではありません。急な病気で働けなくなった場合、ローンの支払いに苦しむ可能性も。

病気でローンが払えなくなってしまった場合の保険や、万が一支払い主が死亡してしまった場合にローンの支払いが免除される保険もありますから、必ず入っておいた方が良いでしょう。

スポンサーリンク

3. 賃貸に住み続けるメリット

3-1. 気軽に選択できる

賃貸の1番のメリットは、やはり「気軽さ」。
家族構成が変わったときや転勤を言い渡されたとき、お隣さんと万が一トラブルになったときなど、持ち家よりも躊躇せずに引っ越せます。
そのときのライフスタイルやイベント、世帯年収に合わせて無理なく柔軟にお部屋を選べるのは、やはり魅力的ですよね!

3-2. リスクが少ない

購入したマンションだと、最悪の場合災害が来て建物が傷んでしまうリスクや、ローン返済に追われるリスクがつきものですが、賃貸の場合はその心配もありません。

長期的に見れば、資産になる購入マンションの方が金額面ではお得かもしれませんが、災害リスクや見えない将来のことを考えると、賃貸マンションの方が「もしも」のときのリスクが小さく安心です。

スポンサーリンク

4. 賃貸に住み続けるデメリット

4-1. 老後が不安

今や年金を貰えるかどうかも非常に怪しい時代。
やはり、老後に備えて持ち家がないというのはとっても不安ですよね。
もし分譲マンションや持ち家を持たずに一生賃貸で生活するならば、老後に備えてかなりの貯えが必要になることは間違いないでしょう。

仮に今と同じ国民年金金額をフルで貰えたとしても、1人あたりの平均は65,000~75,000円ほど。
結婚相手と合わせて15万円とし、どちらか一方の厚生年金も合わせて30万円程度でしょうか。
満額貰えれば、生活できなくはない金額ですが、病気の際の医療費や介護費を考えると、更にお金が掛かることが予想されます。

巷では、老後安心して暮らすためには2000万円以上の貯蓄が必要と言われていますが、賃貸マンションの場合だとあながち間違いではないのかもしれません。

※ 老後の住まいについては、「老後の住まいは持ち家か賃貸か?それぞれのメリットをご紹介!」で詳しく解説しています。

4-2. 自由なリフォームができない

賃貸マンションは借りているものですから、基本的には自由に壁に穴を開けたり、家のいたるところを好きなようにリフォームしたりなどはできません。

日々暮らす中でも、部屋に傷を付けないようにしたり、お子さんが壁に落書きをしないかなど常に気にしたりしながら生活しなければならず、ストレスを感じることもあるでしょう。

「家の中は自由度高くカスタムして、のびのびと好きなように暮らしたい!」という方には、賃貸マンションを借り続けるという選択肢は向いていないと言えます。

5. まとめ

結婚されたばかりのご夫婦は特に、マンションを買うかor借りるかで迷われている方が多いかと思いますが、「自分たちの将来のありたい姿」をイメージして、検討するのも良いかと思います。

例えば、転勤のない企業で安定して長く働き、住む場所も変えずに同じ土地で安住したいという方は購入マンションが良いでしょうし、人生の節目ごとに新しい土地に住み替え、ちょっとした刺激のある生活を送りたいと思われている新婚さんには賃貸が合っているでしょう。
子どもが生まれるまでは賃貸で住み続けて、幼稚園や小学校を選択するタイミングで再検討するというのも、良い選択ですね。

いずれにせよ、マンションを購入する場合は、35歳を超えてきたあたりから毎月のローンの支払い額が高くなる傾向がありますから、なるべく早く決断した方が金銭面では楽になる可能性が高いです!
マンション購入はとっても大きな買い物!今後の理想のライフプランをしっかりと計画しつつ、後悔のない選択をしてくださいね!