中古マンション購入の流れと、失敗しないためのポイントを解説

中古マンション
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マイホームの購入は、人生の中でも最も大きな買い物といっても過言ではありません。一方で、多くの方がマイホームの購入は初めての経験であるため、購入の際には分からないことが出てくることもあります。

そこで、今回は中古マンションを探している方に向けて、物件探しの流れや買い方などについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。

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1. 中古マンション購入の流れ

まずは、中古マンションを購入する際の大まかな流れについて解説します。欲しいと思ってすぐに購入できるわけではないため、流れをしっかりとつかんでおきましょう。

1-1. 資金計画を立てる

中古マンションとはいっても、その価格は非常に高額であるため、まずは資金計画を立てることが重要です。欲しいと思った中古マンションが見つかったとしても、予算を超えていては購入できません。

また、中古マンションを購入する場合、購入金額に加え諸費用が発生します。一般的には購入金額の10%程度とされているため、その費用についても考慮する必要があります。さらに、マンションの場合、修繕積立費や管理費が必要になる点も忘れてはいけません。何れにしても、ローンを組んだとしても+αの費用が発生するため、しっかりとした資金計画を立てる必要があるでしょう。

なお、ローンを組む場合、年収の5~6倍の金額まで組めるとされています。

1-2. 物件探し

予算計画が立てられたら、計画に沿って物件を探します。物件を探す際には、まず以下の点を考えるようにしましょう。

  • 間取り
  • エリア

間取りは家族の人数を踏まえて選ぶ必要がありますが、将来的に子どもが生まれることを想定されている場合は、その点も考慮してください。なお、部屋数が増えれば、その分価格も高くなってしまいます。
また、最初から「絶対に3LDKにする」など限定してしまうと選択肢が少なくなってしまうため、「3LDKが希望だけど2LDKも考えておく」などある程度幅を持たせておくようにしましょう。

間取りと同じくらい重要なのがエリアです。仕事をされている場合は、通勤時間をチェックする必要があるほか、スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニ、病院など自宅周辺の環境も忘れてはいけません。

これらの点について大まかに決めた上で物件探しをするようにしてください。物件探しはインターネットでも行えます。
ちなみにFLIE(フリエ)では、売主掲載物件だけで2,100件以上あるため、きっと気になる物件も見つかるはずです。

1-3. 内覧をする

気になる中古マンションが見つかったら、内覧をします。写真の印象は良くても、実際に訪れてみるとイメージと違う可能性はゼロではありません。また、マンション周辺の環境も実際に歩いてみることで分かることもあるはずです。自分がここで生活していることを想像しながら確認してみましょう。

内覧の際には、内装や住宅設備のチェックも欠かせません。また、将来的にリフォームやリノベーションをしようと考えている場合は、それらができるかどうかも確認しましょう。

1-4. 購入申し込みをする

内覧を経て購入を決断できたら、いよいよ購入申し込みをする段階です。購入申し込みは、買付証明書を使って行われるのが一般的です。売買価格はこの買付証明書に記載されているため、値引き交渉もこのタイミングです。これ以降の値引き交渉はできないため注意してください。

※ 買付証明書については、「不動産売買における買付証明書とは?書類の役割や提出時の注意点」で詳しく解説しています。

※ 値引き交渉については、「中古マンションは値引きできる?値引き相場、タイミングや交渉のポイント」で詳しく解説しています。

なお、購入申し込みと同時にローンの事前審査の申し込みも行っておくと、スムーズに購入手続きを進められます。

1-5. 引き渡し

売買契約を結び、ローンの審査にも通過すると決済と引き渡しが行われます。
この時、買主は手続きに伴い住民票と本人確認書類が必要になるため用意しておきましょう。

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2. 中古マンションの魅力

中古マンションには、新築マンションとは違った魅力があります。ここでは、その魅力について解説します。新築か中古かで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

2-1. 価格が割安

新築マンションと比べて、中古マンションは価格が割安になっています。築年数などにもよりますが、中には新築の5割程度の値段で買えるものもあります。
同じ間取り、同じエリアであれば中古マンションの方が購入しやすいと言えるでしょう。また、建物の数自体も中古マンションの方が多いため、選択肢を広げることが可能です。

2-2. 物件の内覧ができる

中古マンションの場合、当然ですがすでにマンションが建っているため内覧が行えます。一方で新築の場合、建設中に購入するかどうかを決めることもあるため、内覧ができないケースも珍しくありません。

中古マンションは、内装や住設備などをしっかりと確認できるという点で、新築マンションよりも魅力的だと言えます。

2-3. リフォームやリノベーションができる

建物にもよりますが、中古マンションはリフォームやリノベーションができる点が大きな特徴です。中古マンションは比較的安価で購入できるため、購入時の出費を抑えてその後のリフォームにお金を充てることもできます。自分の思い通りの部屋を作りたい、といった方には中古マンションが向いているでしょう。

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3. 中古マンションを購入する際のポイント

魅力の多い中古マンションですが、購入時にはいくつかの点に注意する必要があります。ここでは、購入時のポイントについて解説します。

3-1. 災害リスクをチェック

中古マンションを購入するとき、災害のリスクを忘れてはいけません。日本は地震や台風など災害の多い国です。購入したマンションの付近が被災する可能性もゼロではないため、災害リスクは事前に確認しておくようにしましょう。

災害リスクに関しては、国土交通省や自治体が提供する「ハザードマップ」をチェックすれば把握可能です。インターネットからでも閲覧できるためぜひ参考にしてみてください。

参考: 【国土交通省】ハザードマップポータルサイト

※ ハザードマップの活用方法は、「マンション購入の際には「ハザードマップ」を確認しよう!」で詳しく解説しています。

3-2. マンションの修繕計画を確認

マンションは一定年数が経過すると、大規模な修繕を行います。そのため、中古マンションを購入する場合、この修繕計画についても確認しておきましょう。

具体的には修繕のために毎月いくらの修繕積立金を支払うことになるのか、修繕積立金が値上げされる可能性はあるのか、どのような修繕が行われるのか、といった点です。計画だけで中古マンション購入の可否を決めることはできませんが、お金が関わってくる部分でもあるため必ず確認するようにしましょう。

※ 修繕積立金については、「中古マンション購入時のポイント!修繕積立金の概要を押さえておこう」をご覧ください。

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4. まとめ

今回は、中古マンションの買い方に関して、大まかな流れから中古マンションの魅力、さらには購入時の注意点などについて解説しました。

中古マンションとはいっても価格は決して安くありません。購入後に後悔しないためにも、ぜひ今回の内容を参考に購入手続きを進めてみてください。