観葉植物は癒しを与えてくれるため、自宅に置きたいと思っている方も多いでしょう。植物を置く場所として人気なのはリビングや寝室などですが、洗面所にもおすすめです。洗面所に観葉植物を置くメリットはどこにあるでしょうか。魅力や注意点をご紹介していきます。
洗面所に観葉植物を置きたいと考えている方は、ぜひおすすめの種類まで知っておくと良いでしょう。より快適な洗面所をつくるためにも、参考にしてみてください。
1. 洗面所に観葉植物を置くメリット
洗面所に観葉植物を飾ると、以下のようなメリットがあります。心地良い空間になるよう、魅力は最大限活かしていきましょう。
1-1. リラックス効果がある
まず、観葉植物にはリラックス効果が期待できます。グリーンを見るだけで心が癒されるため、洗面所にも向いているでしょう。身支度もスッキリとした気分で行えるため、爽やかな朝を迎えられます。
洗面所の広さに合わせてサイズを選び、快適な空間をつくってみましょう。
1-2. 空気の循環が上手くいく
観葉植物には調湿効果や空気循環効果があります。洗面所は湿度が高くなりやすいため、観葉植物を置くことで空気の流れを良くすることができるでしょう。定期的に換気をすれば、さらに気持ちの良い空間になります。
洗面所は身支度や着替えをする場所であるため、清潔な状態を維持しておきましょう。
1-3. おしゃれな空間になる
観葉植物は洗面所のインテリア性をアップさせることも可能です。新鮮なグリーンはどんなインテリアとも相性が良く、ナチュラルな雰囲気からモダンな雰囲気まであらゆる空間を演出できます。自分好みの空間をつくれるため、生活もより充実することでしょう。
配色バランスを考え、まとまりのある空間を目指すことが大切です。
1-4. 邪気を浄化できる
洗面所は気が溜まりやすい場所であるため、観葉植物を置いて気の流れを良くすることをおすすめします。特にサンスベリアやカラテアは邪気を払拭してくれる作用があるため洗面所に向いている植物です。
運気が良くないときの気分転換にもなり、快適な暮らしを手助けしてくれるでしょう。
1-5. 金運アップが期待できる
観葉植物には金運アップの効果もあります。特にパキラやモンステラは金運に良いとされている植物で洗面所にもおすすめです。スペースに余裕のある方は複数個組み合わせてみるのも良いでしょう。
置き場所や飾り方を工夫すれば、より効果も実感できるはずです。
2. 洗面所に観葉植物を置く際の注意点
観葉植物を洗面所に飾る場合はいくつか注意点があります。何も考えずにイメージだけで選んでしまうと、すぐ枯れてしまったり生活に支障をきたしたりと失敗してしまうでしょう。
購入後に後悔することがないように、以下の注意点を押さえておくことが大切です。
2-1. 耐陰性のあるものを選ぶ
洗面所に窓がない場合は耐陰性のある植物を選ぶようにしましょう。鉢植えの植物は基本的に日陰でも成長しますが、中には日光が当たらないと枯れてしまうものもあります。
良い気を与える植物が枯れてしまうと、逆に悪い気が流れてしまうため日陰に強い植物を探すようにしましょう。
2-2. 湿度に耐性のあるものを選ぶ
洗面所は高温多湿になりやすく、種類によっては根腐れを起こしてしまうものもあります。枯れた植物は見栄えも悪くなるため、湿度に強いものを選ぶようにしましょう。
植物を購入する際は、育てやすさだけでなく高い湿度に耐えられるかも見るべきポイントです。購入前に特徴をよく確認しましょう。
2-3. 水やりの頻度を間違えない
洗面所に置く観葉植物は、土が乾くスピードもゆっくりです。水やりは基本的に土が乾いてから行うため、あまり水やりは行わない方が良いでしょう。
植物の種類によっては日光が必要な場合もあるため、それぞれの特徴に合わせて適切な水やりを行いましょう。水分量が多い植物は根が腐り、やがて枯れてしまいます。
2-4. 造花は避ける
湿気が多い洗面所にドライフラワーや造花などを置くことは避けましょう。ドライフラワーが湿気を吸収すれば形状が保てなくなるだけでなく、内部でカビも繁殖します。造花は染料が染み出ることもあるため、斑点のようなカビが発生しやすくなるでしょう。
風水の観点からも良くないため、洗面所にドライフラワーや造花は向いていません。
2-5. 飾り方を工夫する
洗面所が狭く、観葉植物を飾るスペースがない場合はハンギングという方法で飾るのもおすすめです。天井やライティングレールに吊るすため、スペースを取らずにおしゃれな雰囲気がつくれます。
このように飾り方を工夫して、観葉植物を取り入れてみることが重要です。お気に入りの事例を集め、真似してみましょう。
3. 洗面所におすすめの観葉植物
最後に、洗面所に取り入れていただきたいおすすめの観葉植物を4つご紹介していきます。それぞれの性質をよく理解して、自分に合ったものを取り入れていきましょう。
3-1. ポトス
熱帯・亜熱帯を原産地とするポトスは、葉っぱの模様が特徴的でさまざまなバリエーションがあります。耐陰性が強く初心者でも育てやすい植物ですが、定期的に日光浴は必要です。
水やりは土が乾いてから行うため、あまり頻繁にはしないようにしましょう。水や土が溢れないように受け皿などを活用するのもおすすめです。
3-2. サンスベリア
サンスベリアも熱帯を原産地とする観葉植物です。耐陰性はありますが、多湿を好まないため換気はこまめに行いましょう。
サンスベリアは細長い剣のような見た目でインテリア性もあります。大ぶりのものから小型のものまであるため、つくりたいイメージや洗面所の広さに合わせて検討してみましょう。
3-3. アロカシア
アロカシアは熱帯を中心に分布する多年草植物です。別名「クワズイモ」と呼ばれており、見た目は里芋の葉に似ています。光沢感のある葉っぱが特徴で洗面所に飾れば、高級感のある空間を演出できるでしょう。
適度な耐陰性はありますが、日光は必要です。定期的に光合成をさせてあげることが大切です。
3-4. ハイゴケ
洗面所には苔もおすすめです。苔の中でもハイゴケは育てやすい品種であり、芝生の上や塀などによく生えています。日当たりがないような薄暗い場所ではすぐ枯れてしまうため、なるべく明るい場所に置いてあげるようにしましょう。
水やりは霧吹きなどで乾燥しない程度にあげるのがポイントです。ハイゴケはテラリウムや苔玉にも活用されているため、風情ある洗面所をつくりたい方には向いているでしょう。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、洗面所に観葉植物を置く際に押さえておきたいチェックポイントや注意点をご紹介しました。観葉植物は正しく扱えば、癒しや良い気を与えてくれるため、快適な空間がつくれます。
しかし、管理を怠ればすぐに枯れてしまうため、清潔な状態を保てなくなってしまいます。綺麗な洗面所を維持するためにも、植物の特徴をよく理解しておくことが大切です。
洗面所の広さやライフスタイルによって、おすすめの植物は異なるため一度条件を整理しておくと良いでしょう。購入後に後悔しないためにも、どんな暮らしがしたいか考えておく必要があります。