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住宅ローン審査が通らない場合の対処法、こんな時はどうするべき?

住宅ローン・税制

住宅ローンは、書類を揃えて申し込みさえすれば通るわけではなく、所定の審査があります。
不幸にして審査に通らないこともありますが、金融機関はその理由を教えてくれません。
そのため、再審査を受けるにしても、他の金融機関に申し込むにしても、通らなかった理由を見つける必要があります。

今回は、審査に通らない理由と、その対処法をお話します。
審査を通過するため、あるいは再審査等に合格するための方法を勉強しましょう。

1. 住宅ローン審査が通らない理由

住宅ローンの審査項目は多岐にわたります。多くの項目があるにもかかわらず、金融機関はどれが原因で審査に通らなかったのか教えてくれません。審査に通らなかった理由は自分で考えなければいけないのです。

ここでは、審査が通らない原因を考えてみました。
これらの中で自分に当てはまる理由や、該当しそうな原因を探ってみましょう。

1-1. 収入面

まずは収入です。返済能力をみるには、その方がどれくらい稼いでいるのかを知ることが一番です。住宅ローンを借りはじめるのは20歳代後半から30歳代が中心で、年収幅は400万円から600万円程度になっています。
この収入制限は、金融機関によってボーダーラインが異なります。

参考記事: 年収300万円でもマンションは買える?住宅ローン審査のポイントとは

1-2. 健康面

住宅ローンを借りる際に加入を求められるのが団体信用生命保険、通称は「団信」とも言います。団信は借りている方が死亡した場合に遺族の肩代わりにローンを返済してくれる保険ですが、原則として未加入では住宅ローンを借りられません。

代替案として「ワイド団信」という、条件がやや緩和された団信もあります。ワイド団信対応の住宅ローンであれば借りることが可能です。最近ではこのワイド団信対応の住宅ローンも増えつつありますが、ワイド団信対応の住宅ローンでは金利がやや高くなることがリスクです。

1-3. 信用面

クレジットカードやキャッシングローンの返済を滞納していると、信用情報に登録されてしまいます。
一度くらいの滞納では大丈夫ですが、何度もしていると信用情報機関の情報、いわゆるブラックリストに記載されてしまいます。
こうなると5年程度は住宅ローンを借りられなくなります。返済能力を見るための審査で信用情報に記載があることは致命的です。

自分の信用情報は自分で閲覧することが可能ですが、閲覧するとその履歴が残ってしまいます。その場合、金融機関に自分の信用情報に不安があるのではないか、と思われる可能性もあるのです。

1-4. 勤続年数

かつては、勤続年数が3年以上無いと住宅ローンを借りられないと言われていました。
働き方が多様になった現在では、短い勤続年数でも審査に影響の無いところが増えていますが、依然として勤続年数を重視する金融機関もあります。

※ 転職したばかりでも住宅ローン審査に通るためのポイントをまとめました。
参考記事: 転職しても住宅ローン審査に通るためには?攻略ポイントを徹底解説

1-5. 借入希望金額

収入や信用に対して、過大と判断される借入希望金額だと審査に通らないことがあります。審査に通っても満額回答ではなく、借入金額が減額されることがあるのです。

減額されても物件を購入できれば良いのですが、最悪の場合、足りない部分の資金を準備できず、購入できないケースも考えられます。
借入金額は年収の5倍程度がひとつの目安と言われています。これより大幅に超過している場合は、金額的な面で審査を通らなかったことが原因です。

1-6. 物件の問題

万一住宅ローンを返済できない場合は、金融機関は物件を売却して資金を回収します。そのため、物件の担保価値でも審査結果が左右されるのです。

物件が再建築不可物件だった、私道に面している、といった他の物件と比べて不利な点があると審査が通らない場合があります。

2. 住宅ローン審査に通らない時の対処法

審査中は、審査に通らなかったらどうしよう、と不安になることもあります。
ただ、万一審査に落ちたとしても、それは決定的な失敗ではありません。なぜなら、いくつもの救済手段があるからです。

ここでは、住宅ローン審査に通らなかった場合の対処法についてお話します。
審査に通らなかった場合は、これらの対処法を検討してみてください。

2-1. 再審査を申し込む

意外にも同じ金融機関に再審査を申し込むことが可能です。
ただし、1度目と同じ条件では同じ結果になってしまいますから、通らなかった原因を精査し、そこを修正したうえで再審査を申し込む必要があります。

金融機関も通らなかった原因をはっきりとは教えてくれませんが、窓口担当者がある程度のことを教えてくれることもあります。
こうしたことを手掛かりに再審査を申し込むことも一案です。

2-2. 他の金融機関に申し込む

これも意外ですが、同一条件であっても、他の金融機関で審査に合格することがあります。実は、審査項目やそのボーダーラインは金融機関ごとに異なっているのです。

A銀行で審査に通らなかったとしても、B銀行なら合格することがあります。確実を期すなら、異なるグレードの金融機関がおすすめです。
つまり、銀行で通らなかったら信用金庫に申し込む、あるいはネット専業の銀行にお願いする、といった具合です。

2-3. フラット35を利用する

フラット35は住宅金融支援機構と民間の金融機関が共同で実施する融資のことです。フラット35はその前身も含めて、多くの方が住宅を所有することを目的に創設されており、収入制限や勤続年数等の制限が緩和されているのです。

また、全期間固定金利で計画が立てやすいのもメリットですから、最初からフラット35狙いの方も多くいらっしゃいます。

※ フラット35については、「フラット35とは?中古マンションでも使える便利な住宅ローンを解説」で詳しく解説しています。

2-4. ペアローン・リレーローンを検討する

収入や信用が不足している場合、借りる方を増やすことも可能です。夫婦で借りるペアローン、親子で借りるリレーローンが代表的となっています。1人では難しくても、収入を合わせれば審査に合格することも可能です。

ただし、こうした複数人のローンは何かの事情で一方が働けなくなった場合のリスクを考えておく必要もあります。

2-5. 担保や保証人を追加する

追い担保や保証人の追加で審査に合格することもできます。物件の担保価値が不足している場合は、家族所有の物件を担保に供することで担保を増やすことが可能です。

先ほどのペアローンやリレーローンを活用すると、本来保証人となってくれるべき方が共同債務者となるので注意が必要です。

2-6. 借入希望金額を下げる

年収や信用情報によって借入希望金額が満額出ない場合もあります。そうした場合には借入希望金額を下げることによって審査に通ることもあるのです。

親や家族に頭金を借りる、物件そのものを見直すなどの根本的な計画の変更を余儀なくされますが、その一方で月々の返済は楽になるので見直しも効果的です。

3. まとめ

住宅ローンは何千万円ものお金を借りる行為ですから、審査もその分厳格です。借りる方もこれほどの金額を借りることは人生で多くありません。

慣れないことをするため、とても難しく感じますし、通らない理由を探るのも難しいものです。これまでお話した通らない理由やその対処法を駆使して、審査の通過を目指しましょう。