マンションのお掃除はこれで決まり!効率よく汚れを落とすコツって?

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そろそろ年末が近づき、大掃除のシーズンがやってきました!
普段掃除をあまり行わないマンションのベランダや、キッチン周りの頑固な汚れなどもしっかりと落として、すっきり気持ちの良い室内の中で新年を迎えたいですよね。

今回はマンションで掃除をする際のポイントを、注意点も交えながら紹介します。場所ごとに効果の高い洗剤や、オススメの掃除方法なども紹介しておりますから、ぜひ参考にしてください!

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1. まずは道具を揃えよう!

大掃除を始める前に、まずは道具を揃えましょう。
掃除を始め出して道具の不足に気づくと、再度購入しに行くなど二度手間になってしまうため、初めに道具を全て揃えておくことが効率の良い掃除のポイントです。

1-1. マスク・ゴム手袋

掃除中は空中にホコリや汚れが舞うため、マスクは必須アイテムです。
ホコリは細菌やダニ、カビといった病原体のすみかなので、大量に吸ってしまうと思わぬ体調不良に繋がってしまう可能性も。お掃除中は可能な限りマスクを着用しましょう。
ゴム手袋は掃除洗剤による手荒れ防止や、汚れ防止になります。特に冬場の水掃除は高確率で手が荒れてしまうため、ゴム手袋はあった方が良いでしょう。

1-2. 不要なタオル・スポンジ・歯ブラシ・新聞紙

使用済みのタオルやスポンジ、歯ブラシを捨てずに取っておくと、大掃除で大活躍。
歯ブラシは、水回りの細かい溝や排水溝の掃除など、スポンジでは取りづらい汚れを狙うことができます。新聞紙はマンションのベランダ掃除で活躍してくれます。

不要になったものであれば掃除後に心置きなく捨てることができますし、新しく道具を購入する費用も抑えられますよ。

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2. キッチン

キッチンの掃除はこれから紹介する3つのコツを抑えておくと、よりスムーズかつキレイに汚れを落とすことが可能になります。

2-1. ガンコな汚れは削ってから落とす

コンロ周りの汚れは、焦げ付いているものや、硬く固まってしまっているものが多いため、洗剤をかけてもなかなか浸透しません。
そのため洗剤をかける前に、タワシや歯ブラシなどで堅い汚れを削ってから洗剤をかけましょう。

削った部分から洗剤が浸透するため、より汚れが落ちやすくなります。ただし、削りすぎるとコンロ自体を痛めてしまう可能性もあります。賃貸の場合、退去時にトラブルにならないためにも痛めてしまわないよう注意をしましょう。

2-2. アルカリ性洗剤・酸性洗剤を使い分けよう

汚れには酸性とアルカリ性の2種類の汚れがあり、それぞれに対して反対の性質を持った洗剤を使うと、汚れが中和されて落としやすくなります。
シンク周りの水垢の汚れはアルカリ性のため酸性の洗剤を、キッチン周りの油汚れは酸性のためアルカリ性洗剤を使うとより効果的です。

2-3. 落ちにくい汚れは時間を置こう

コンロ周りの汚れは特に落ちにくいため、洗剤をかけた後に1時間~2時間程度、洗剤がしっかりと染み込むまで時間を置いてあげると◎
落ちにくい汚れに洗剤が浸透してくれるため、楽に掃除をすることが可能です。洗剤を浸透させている間に他の箇所を掃除するなど、時間も有効活用しましょう!

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3. お風呂場

お風呂場の掃除のポイントは、汚れによって洗剤を使い分けること。
汚れによって効果のある洗剤もバラバラですから、どの汚れにはどの洗剤を使うのかをここで把握しておきましょう!

3-1. ピンクの汚れ(赤カビ)

お風呂場の床や、隅に現れるピンク色の汚れ。これは「ロドトルラ」と呼ばれる、高温多湿な場所に現れやすい酵母菌です。
この「ロドトルラ」は、比較的簡単に落とせる汚れのため、いつも使っている浴槽用洗剤で十分落とすことができます。

ただし赤カビは繁殖スピードが非常に速いため、落とす際には抜かりなく根絶させることが大切です。

3-2. 黒カビ

黒カビは付着した場所に根を張り、奥まで入り込んでいくという厄介な特徴を持っています。そのため表面を洗うだけではなかなか汚れが落ちません。強力な「塩素系漂白剤」を使用して、根の奥のカビまで撃退しましょう。

塩素系漂白剤をかける前にカビ部分の水分を拭き取ることで、漂白剤を効果的に浸透させることが可能です。さらに漂白剤をかけた上からラップなどで密着させることで、浸透効果が高まります。

黒カビを落とす際の注意点は硬いスポンジなどで擦らないこと!根を張るという性質を持っているため、擦って傷をつけてしまうと、その傷から黒カビが入り込み、また根深く繁殖してしまします。シャワーの水圧で洗い流す、または柔らかいタオルなどを使用して拭き取ってください。

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4. ベランダ

マンション掃除で最も注意しなければならないのがベランダ掃除!
お隣さんのベランダと繋がっているため、思いっきり水をジャバジャバかけながら洗うことはできません。お隣さんのベランダにゴミや汚れが流れてしまわないよう注意しながら掃除を行いましょう。

4-1. 濡らした新聞紙を活用

ベランダ掃除はほうきで掃くだけではなかなか汚れが落ちません。かといってマンションだから水を盛大に流すこともできない。

そんなときは濡らした新聞紙が大活躍!新聞紙を水で濡らして絞り、小さく手でちぎってベランダに撒きます。そしてその濡らしてちぎった新聞紙をほうきで回収します。このとき新聞紙がホコリや汚れを絡み取ってくれるのです。回収した新聞紙はそのままゴミ箱にポイするだけ。

4-2. 排水溝には重曹とクエン酸

排水溝の掃除には重曹とクエン酸を使いましょう。この2つを合わせると炭酸ガスが発生し、汚れを分解してくれる効果があります。

手順は、まず排水溝に溜まっている汚れやホコリを新聞紙で取り除きます。その次に重曹を粉のまま排水溝に振りかけ、その上からクエン酸を吹きかけます。
5分~10分放置した後に、歯ブラシやスポンジなどを使って汚れをこすり落としてください。最後に少量の水で洗剤や汚れを洗い流しましょう。

※ 排水溝の掃除方法については、「ベランダの排水溝はどう掃除する?汚れ別の対策と注意点を解説!」で詳しく解説しています。

5. まとめ

今回はマンションの掃除方法を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

最大のポイントは、汚れによって洗剤を細かく使い分けること・擦るべき部分と擦ってはいけない部分を見極めること・隣人トラブルにならないよう配慮しながら掃除をすることの3点です。

普段あまり掃除をしない場所もスッキリキレイにして、気持ちの良い新年を迎えましょう!

※ お掃除の後は虫の対策をしませんか?「あなたのマンションは大丈夫?簡単にできるマンションの虫対策」もどうぞご覧ください。