あなたのマンションは大丈夫?簡単にできるマンションの虫対策

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とうとう本格的に虫が湧いてくる季節になってしまいましたね。
小さなコバエが室内に一匹いるだけでもかなり不快ですし、ゴキブリが出没した日には大騒ぎですよね。

高層階で比較的新しい物件に住んでいる方は、虫に遭遇する確率は少ないかもしれませんが、油断をすると虫を侵入させてしまう可能性も。
3階以下の低層階に住んでいる方は、温かい季節はより一層念入りに虫対策をしないと、コバエやゴキブリなどの害虫の住処になってしまいます。

そこでこの記事では、虫を侵入・繁殖させない方法についてご紹介します。
比較的お手頃なアイテムで今すぐに実践できる方法ばかりですから、虫嫌いの方は特に必見です!

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1. 今すぐできる!場所別の虫対策

虫が出る・侵入してしまう原因は部屋の場所それぞれ。
場所ごとに虫が発生してしまう原因を突き止め、それぞれに対策をすることで、より効果的に虫を寄せ付けないマンションにしましょう。

部屋の真ん中に蚊取り線香などの虫取りグッズを置いても、その場しのぎにしかなりません。根本的な対策をすることが大切です。

ここでは部屋の場所別に虫が寄り付きにくくなる方法やアイテムをご紹介します。

1-1. 窓・ベランダ

一番虫が入りやすい場所と言えば、この「窓」ですよね。洗濯物を干す際や、空気を入れ替える際などに油断してしまうと、いつの間にかサッと虫が部屋に侵入してしまいます。

そうならないためにも、虫がそもそも窓に近寄りにくくなる環境を作ってあげましょう。

1-1-1. 窓ガラス・網戸用虫よけスプレー

窓から虫が侵入してしまう原因として、窓ガラスに付いていた虫が窓を開けた反動で入ってきてしまう、というものがあります。

そのため、そもそも窓に虫が付かないようにすることで、部屋の中に虫が侵入しにくくすることが可能になるのです。

窓ガラス・網戸用虫よけスプレーは、肌に付ける虫よけスプレーと同じ要領で、窓ガラスや網戸にスプレーするだけ。これだけで虫が窓自体に付きにくくなり、室内に侵入するのを防げるため、気軽に取り入れられる対策と言えます。

1-1-2. 虫よけハーブ・スプレー

もし、あなたがマンションのベランダで植物を育てられているのなら、この虫よけハーブをぜひ取り入れてみてください。

虫よけハーブはレモングラスやミント、ローズゼラニウムなどの種類があり、虫が嫌がる香りを出してくれるため、ベランダ自体に虫が近寄りにくくしてくれる効果を発揮します。水耕栽培することも可能です。

※ 参考記事: 「ハーブを水耕栽培するメリットは?デメリットやおすすめの種類も解説!

また、ハーブ自体を育てなくても、このハーブを原料とした植物用虫よけスプレーも販売されています。天然成分を使っているものが多く、植物を傷めずに虫を遠ざけてくれます。

1-2. 玄関

玄関も窓に続き、虫が入りやすい場所です。窓同様にしっかりと対策をしてあげましょう。

1-2-1. 吊るし型・置き型虫よけアイテム

一番気軽で定番の方法です。今は良い香りのものや、見た目がおしゃれなものまで様々な種類のものが販売されているため、玄関やドアの雰囲気に合わせて取り入れることが可能です。

家の中に虫を入れないようにするためには、玄関の内側よりも、外に置いた方がより効果的。マンションの廊下は基本的には共有スペースのため、吊るし型にするかドアに張り付けられるタイプを選ぶと良いでしょう。

1-2-2. 超音波虫よけ器

最近出てきた注目アイテムとして、超音波虫よけ器というものがあります。
超音波虫よけ器は、人間には聞こえない程度の大きさで、虫が嫌がる音を出してくれるというもの。

ハエや蚊だけではなく、ゴキブリやネズミといった比較的大きめの虫にもかなりの効果を発揮してくれるため、1階や2階に住んでいて「這う」系の虫に悩まされているという方にとって、非常に良い虫対策と言えます。

1-3. 換気扇・吸排気口

1-3-1. フィルター強化

見落としがちなのが、換気扇や吸排気口からの虫の侵入。フィルターが破れていたり、フィルターそのものの目が粗かったりすると、そこから虫が入ってきてしまう可能性があります。

もちろんフィルター自体を新しいものに取り替えることが最も有効ですが、不動産会社に電話をして直してもらったり、取り付けて貰ったりするのを待っていると時間が掛かってしまいます。

そんなときの緊急処置として、穴を塞ぐ・さらに細かい簡易フィルターを取り付けると言った方法があります。

穴を塞ぐときは養生テープなど跡が残りにくいものが良いでしょう。細かいフィルターは市販のシールタイプのものや、エアコン用のものなどで直ぐに代用可能なため、夏や梅雨の間だけでも取り付けておいた方が安心です。

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2. 虫が“好む”環境をなくそう

虫が根本的にマンションに入りにくい環境にしたら、今度は万が一入ってきた虫が増えない環境作りをしましょう。

2-1. ゴミはこまめに捨てる・虫よけシールを貼る

やはりゴミを溜めておくと虫が湧きやすい環境になってしまいます。臭いに引き付けられた虫たちが卵を産み付けてしまうと最悪です。

当たり前かと思いますが、ごみ回収日には必ずゴミ捨てをするようにしてください。一人暮らしの方は特に忘れがちになりやすいため要注意です。

また、ごみ箱の蓋に貼る虫よけシールも販売されているため、虫が湧きやすい環境の方は、取り入れてみると◎

2-2. ダンボールの長期放置には注意!

ダンボールの長期放置はゴキブリが沸く原因になってしまいます。ダンボールは、配送倉庫やトラックのような汚れた場所に置かれていたものが多いため、そこで卵を産み付けられている可能性があるのです。それを家に長期放置することで、卵が羽化してしまい、結果的に家の中でゴキブリが繁殖してしまいます。

ダンボールはついつい溜めがちになってしまうかと思いますが、商品を箱から出したらなるべく早く外に出すor ゴミ捨て場に持っていくように心がけてください。

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3. まとめ

今回は、今すぐできるマンションの虫対策をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
マンションの場所によって、虫が侵入してしまう原因はそれぞれ。
あなたのマンションで虫が発生してしまう原因を突き止め、場所に応じた対策をしてあげることが大切です。

どれも安価なアイテムで今すぐできる対策かと思いますから、ぜひ取り入れてみてくださいね。虫とは無縁の快適な夏を過ごしましょう!