小さなお子さんがいる家庭では、ベビーカー置き場に困っているケースも多いでしょう。ベビーカーはサイズが大きいため、収納場所を間違えてしまうと、生活の邪魔になってしまいます。
最適なベビーカー置き場はどこでしょうか。今回は、ベビーカー置き場を決める際のポイントやおすすめの置き場・収納時の注意点をご紹介していきます。
ベビーカーの収納場所に困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. ベビーカー置き場を決める際のポイント
おすすめのベビーカー置き場をご紹介していく前に、まずは収納場所を決める際のポイントを解説していきます。以下の注意点を事前に押さえておけば、ベビーカーを収納しても生活の邪魔をすることはありません。
最適な収納場所を見つけるためにも、ポイントを把握しておきましょう。
1-1. 必要なサイズを確認する
ベビーカーにはさまざまな種類があります。サイズや高さも商品によって異なるため、自身が使用するベビーカーのサイズは事前に把握しておきましょう。
ベビーカーの大きさに合わせて収納場所を決めていけば、収まりきらなかったり出し入れが大変だったりとデメリットを感じる心配もありません。
1-2. すぐに出し入れできる場所に収納する
小さなお子さんがいてベビーカーを頻繁に使用する家庭では、すぐに出し入れできる場所に収納しておくことをおすすめします。置き場にゆとりがないと出し入れが困難になり、ストレスを感じてしまうでしょう。
日々を楽しく過ごすためには、ベビーカーの置き場所を工夫することも大切です。
1-3. 他の部屋とのバランスを考える
ベビーカーの置き場所を決めるときには、他の部屋も考慮しなければなりません。リビングや廊下からアクセスしにくい場所に収納してしまうと、出し入れに負担がかかってしまいます。
スムーズな移動をするためには、出掛けるまでの動線や帰宅後の動線をイメージしておくのがポイントです。
1-4. 屋内か屋外か決める
ベビーカーは、屋内だけでなく屋外にも収納できます。家の中に収納場所がない場合は、屋外も検討してみましょう。
屋内は綺麗な状態を保ちやすいメリットがありますが、その分、場所を取ります。屋外にベビーカー置き場をつくれば、家の中を狭める心配もないでしょう。
1-5. 使わないベビーカーは処分するのもおすすめ
使っていないベビーカーは、処分するのがおすすめです。ベビーカーを卒業する年齢は2歳~3歳といわれているため、使用時期を終えたら処分を検討してみましょう。
ベビーカーを長年保管していると、カビなどが発生する可能性もあります。カビが他のものに移るリスクもあるため、早めに処分すると良いでしょう。
2. おすすめのベビーカー置き場
続いて、おすすめのベビーカー置き場を5つご紹介していきます。それぞれ特徴を解説していくため、自身のライフスタイルや目的に合った場所を選定しましょう。
2-1. 玄関
ベビーカーの置き場所として最もおすすめなのは、玄関です。玄関にベビーカーを置いておくと、出掛けるときにもスムーズな移動ができます。
帰宅後もベビーカーを玄関に置いておけるため、お子さんが寝てしまった場合にも重宝するでしょう。玄関のスペースが余っている方や玄関収納が充実している方は、ぜひベビーカー置き場として活用してみてください。特に玄関の土間収納やマンションの玄関ポーチは、汚れを気にせずベビーカーを収納できるためおすすめです。
※ 参考記事: 「玄関に土間収納を設置するメリットは?設置のポイントも解説!」
※ 参考記事: 「マンションにある玄関ポーチとは?役割や使用時の注意点をご紹介!」
2-2. 車のトランク
外出が車中心の場合は、車のトランクにベビーカーを乗せたままにしておくのも良いでしょう。エレベーターが設置されていないマンションでは、ベビーカーを階段で運ぶ必要があります。
大人一人では体に負担がかかるため、その場合は車にベビーカーを積んでおきましょう。畳んで置いておけば、場所を取る心配もありません。
2-3. ベランダ
玄関先までベビーカーを運ぶのが大変な場合は、ベランダも活用できます。ベランダなら屋根もあるため、雨に濡れる心配もなくなるでしょう。
通行人の視線も気にならないため、プライバシーもしっかりと確保できます。ベランダにゆとりがある方は、ベビーカー置き場として検討してみてください。
2-4. ファミリークローゼット
ファミリークローゼットがある家庭なら、そこをベビーカー置き場として活用するのもおすすめです。ファミリークローゼットには家族の衣類やキャリーケースなどを収納するため、お出かけグッズなども合わせて置いておくと良いでしょう。
持っていくアイテムがまとめてあれば、身支度もスムーズにできます。
2-5. サービスルーム
サービスルームもベビーカー置き場におすすめの場所です。家に空いている部屋がある場合は、そこをベビーカー置き場にすると、空間を有効活用できます。
収納スペースも考慮しながら、最適な場所を検討していきましょう。収納場所を決めるときは動線を意識すると、日々のストレスを軽減できます。
3. ベビーカーを収納するときの注意点
最後に、ベビーカーを収納する際の注意点をご紹介していきます。ベビーカーはしっかりと管理していないと、劣化が早く、すぐに寿命を迎えてしまうため注意が必要です。
より長く使うためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
3-1. ホコリ対策をする
屋外にベビーカーを収納するときは、カバーを付けるなどホコリ対策をすることが重要です。ベビーカーにホコリや汚れが付着してしまうと、安心して赤ちゃんを乗せることができません。
心配な場合は、使用前にホコリや汚れを落としてから使用することをおすすめします。
3-2. 盗難対策をする
ベビーカー置き場が屋外にある場合は、盗難対策をしておくことも重要です。ホコリ対策も兼ねてカバーをかけておくと、ベビーカーとわかりにくくなります。
自転車用のキーチェーンなどを使用して柵に繋いでおくも有効な方法です。頻繁に使用する方にとっては面倒に感じてしまう可能性がありますが、盗まれるリスクを考えると、対策しておいた方が良いでしょう。
3-3. タイヤの泥は事前に取る
屋内にベビーカー置き場を設置する際は、玄関に入る前にタイヤの泥を落とすことをおすすめします。土が付いたまま玄関に入れてしまうと、その他のアイテムまで汚してしまうでしょう。
ベビーカーが劣化する原因にもなるため、収納する前にある程度の汚れは落としておくことが大切です。
3-4. 定期的に掃除をする
ベビーカーは定期的にお手入れをすることも重要です。タイヤのメンテナンスを怠っていると、寿命が早くきてしまいます。
長く使い続けるためにも、こまめに掃除や点検をしておきましょう。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、ベビーカー置き場を決める際のポイントやおすすめの置き場所・収納時の注意点をご紹介してきました。ベビーカー置き場は、サイズや動線が重要なポイントです。
他の部屋とのバランスも考慮しながら最適な場所を決めていきましょう。特におすすめの置き場所は玄関です。
玄関にベビーカーを置いておけば、外出や帰宅時にもスムーズな移動ができます。自宅の空間を有効活用して、ストレスのない日々を送りましょう。
収納時にはホコリ対策や盗難対策としておくと、長く使用し続けられます。