シューズクローゼットを設置するメリットとは?注意点や種類も解説!

リノベーション
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玄関に家族の靴が溢れかえっていて困っているという方も多いでしょう。そのような場合には、シューズクローゼットの設置がおすすめです。

シューズクローゼットには一般的な靴箱にはないような魅力がたくさんありますが、もちろんデメリットも多く存在します。今回は、シューズクローゼットの特徴や種類に付いてご紹介していきます。

玄関の収納問題で悩んでいるという方はぜひ参考にしてみてください。

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1. シューズクローゼットを設置するメリット

シューズクローゼットを自宅に設置するメリットにはさまざまなものがありますが、ここでは代表的な5つをご紹介していきます。

それぞれの特徴をよく理解し、悩んでいた問題が解決できるような商品を導入しましょう。

1-1. 玄関がスッキリ片付く

シューズクローゼットを設置するメリットは、やはり玄関周りがスッキリ片付く点でしょう。床面から天井までたっぷりと収納することができるため、一般的な靴箱には入りきらなかった靴も綺麗に整頓できます。

生活感をしっかりと隠せるため、来客時にも良い印象を与えることができるでしょう。

1-2. 靴以外のものも収納できる

シューズクローゼットに収納できるアイテムは靴だけではありません。ベビーカーやゴルフ道具、アウトドア用品など外で使うものをまとめて収納できるため、外出時にも気軽に持ち出せます。

また、帰宅した際も土や泥を室内に持ち込まずに済みます。お部屋に置いておきたくないものはシューズクローゼットにしまっておくと良いでしょう。

1-3. 靴を脱がずに出し入れができる

シューズクローゼットは玄関から靴を脱がずに物の出し入れが可能です。重くて大きなものを外に運ぶ際は重宝するでしょう。

スムーズに外出の準備ができるため、アウトドアが趣味な方に向いています。扉付きのシューズクローゼットなら、来客時に中身が見える心配もありません。

1-4. 外出・帰宅の動きがスムーズになる

シューズクローゼットにはコートや雨具なども収納できます。外出の準備が一箇所で完結するため、時短にも繋がるでしょう。

帰宅時も玄関でコートを掛けたり靴をしまったりできるため、時間を掛けずに室内へ入れます。外出や帰宅の動きをスムーズにしたい方は、シューズクローゼットの設置を検討してみましょう。

1-5. 玄関のデザイン性を演出できる

シューズクローゼットにはさまざまなタイプやデザインがあるため、見た目や機能にこだわることで玄関のデザイン性を高められます。他の住宅とは違うような個性を出したい方は、自宅にシューズクローゼットを設置してみましょう。

色味やデザインを決める際は、お部屋全体のイメージも考慮すると、よりおしゃれな空間がつくれます。

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2. シューズクローゼットを設置するデメリット

続いて、シューズクローゼットのデメリットを5つご紹介していきます。デメリットは工夫次第で解消される場合もあるため、その対策もあわせて知っておきましょう。

2-1. 広い玄関スペースが必要

あらゆる場面で役立つシューズクローゼットですが、設置するためには広いスペースが必要です。

狭い玄関にシューズクローゼットを設置する場合は収納の数が限られるため、そこまでものをしまえないでしょう。無理に設置してしまうと、靴を脱ぎ履きするスペースも狭くなってしまい、返って使いづらくなるかもしれません。

2-2. お手入れが大変

玄関の近くに設置されることが多いシューズクローゼットはホコリが溜まりやすいデメリットもあります。

アウトドア用品やガーデニング用品を収納してしまうと土や泥なども付きやすくなってしまうため、清潔な状態を保つには定期的なお手入れが必要です。シューズクローゼットを設計する際は、メンテナンスのしやすさも視野に入れて考えることをおすすめします。

2-3. ニオイが篭る

扉が付いていないタイプのシューズクローゼットは、靴のニオイが玄関に広がってしまう可能性があります。玄関を開けたら、嫌なニオイが充満していたということもあり得ます。

そのような事態を避けるためには、換気扇や小窓を付けるなどの対策が必要です。消臭対策として、珪藻土の壁を採用するのも良いでしょう。

※ 参考記事: 「珪藻土の壁でよくある後悔とは?失敗しない選び方をご紹介!

2-4. カビの原因になる

風通しの悪い環境はカビが発生してしまう可能性があります。特に窓がないシューズクローゼットは湿気が溜まりやすく、そのままにしておくとカビの原因となります。

間取りを考える際は通気性を考慮して設計するようにしましょう。また、窓や換気扇を設置する余裕がない方は、サーキュレーターの使用をおすすめします。

2-5. 物置になってしまう可能性がある

シューズクローゼットはどんなものをどこにしまうのか事前に決めて設計しないと、使い勝手が悪くなってしまうでしょう。

効率良く出し入れができなければ、ただの物置になってしまい、不便さを感じてしまいます。高さや幅、棚数は入念に計画し、使いやすいシューズクローゼットを目指しましょう。

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3. シューズクローゼットの種類

シューズクローゼットにはさまざまな種類がありますが、大きく分けると以下の4タイプに分類されます。それぞれ特徴を見ていきましょう。

3-1. ウォークインタイプ

出入り口が1ヶ所のみのシューズクローゼットです。玄関横に収納スペースをつくり、そこに靴や荷物を入れます。

シューズクローゼット内の壁を全て収納にすることも可能ですが、動線を確保できる程度のゆとりをつくっておかないと使いづらくなってしまうでしょう。ものの量や大きさに合わせて検討してみてください。

3-2. ウォークスルータイプ

玄関と玄関ホールの2ヶ所に出入り口があるタイプのシューズクローゼットです。

玄関からそのまま室内に入れる構造になっていますが、通路を確保しないといけないため、収納できるスペースはウォークインタイプより劣ります。身支度をしてそのまま外出したり帰宅したりできるため、移動のストレスも軽減されるでしょう。

※ ウォークスルータイプのクローゼットについては、「ウォークスルークローゼットとはどんな収納?機能や種類を解説!」で詳しく解説しています。

3-3. 扉付きタイプ

扉が付いているタイプのシューズクローゼットはドアを開け閉めする手間が掛かりますが、中身を隠せるメリットがあります。来客時にも安心です。

設置できる扉にもいくつか種類がありますが、引き戸タイプをおすすめします。引き戸なら開け閉めもスムーズで何かものを持っていても負担が少ないでしょう。

3-4. オープンタイプ

出し入れを簡単にしたいなら、扉を付けないオープンタイプがおすすめです。ただその分、玄関から収納が丸見えになってしまいます。

気になる方はロールスクリーンやレースカーテンなどを付けておくと良いでしょう。日頃から整理の習慣を付け、綺麗な状態を維持しておくことも大切です。

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4. まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、シューズクローゼットのメリット・デメリットや種類についてご紹介しました。シューズクローゼットは靴以外のものもしまえるため、玄関周りをスッキリさせられます。

しかし、お手入れが大変なことやニオイが篭ることなどがデメリットです。清潔な状態を保つためにもメンテナンス性も考慮して設計することをおすすめします。

タイプによってそれぞれ特徴が異なるため、ライフスタイルに合った商品を選ぶことが大切です。