ランタンといえばキャンプを思い浮かべますが、実はインテリアでも役立つアイテムです。インテリアとして自宅に飾るだけで雰囲気が一気におしゃれになります。
今回は、ランタンを使ったインテリアの魅力や種類、選び方などをご紹介していきます。他とはひと味違ったインテリアを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。
1. 自宅のインテリアにランタンを取り入れる魅力
自宅のインテリアにランタンを取り入れるメリットはどのようなところにあるでしょうか。考えられる魅力を5つご紹介します。自宅をおしゃれにコーディネートするために最大限活用してみましょう。
1-1. 柔らかい光を演出できる
まずランタンはぼんやりとした柔らかい雰囲気を演出できます。日中だけでなく夜間も幻想的な演出ができるため、よりこだわりのある自宅がつくれるでしょう。他の照明と合わせて自分だけのオリジナル空間をコーディネートしてみてください。幻想的な空間にするためには暖色系の照明がおすすめです。
1-2. リラックスできる
ランタンはリラックス効果も期待できます。ほのかな灯りに照らさせることによって気分も落ち着いて来るでしょう。日々の疲れを癒すために寝室などにランタンを置いている方も多く、あらゆるコーディネートが可能です。寝具やデスクなど他の家具とのバランスを感上げながら色味などを決めていきましょう。
1-3. ロマンチックな雰囲気がつくれる
ランタンはロマンチックな雰囲気をつくるのにもおすすめです。夜間の室内演出に物足りなさを感じたら、ランタンを置いてみても良いでしょう。最近ではさまざまなタイプのランタンが販売されています。お気に入りのデザインを見つけて、満足できる空間をつくってみましょう。ベランピングにも欠かせないアイテムの一つです。
1-4. 災害時に役立つ
灯りとして機能するランタンは停電など災害時に役立ちます。装飾品としての役割だけでなく、きちんと機能面でも助けになるため、1つ持っておくと良いでしょう。すぐに持っていきやすい場所に置くなど安全な暮らしができるように工夫することをおすすめします。
1-5. インテリアとしても楽しめる
夜間の演出として魅力を発揮してくれるランタンですが、日中も飾りとして機能します。アウトドア雑貨などと合わせて壁にディスプレイしたり棚の上に置いたりしておしゃれにレイアウトしてみましょう。見ているだけで癒しを感じられるため、非日常空間を自宅でも楽しみたい方におすすめです。
2. インテリアにおけるランタンの種類
ここからはインテリアで使えるランタンの種類についてご紹介していきます。ランタンの種類は主にLEDランタン・ガスランタン・オイルランタン・ガゾリンランタンの4つ。それぞれ特徴を見ていきましょう。
2-1. LEDランタン
手軽で安全なLEDランタンはもっとも人気なインテリアランタンです。火を使わないだけでなく光源も熱を持たないため、小さなお子さんやペットがいる家庭に向いています。操作も簡単で、子どもから高齢者まで楽しめるでしょう。
ただ、灯りが単調であるため、商品によっては安っぽさを感じてしまう場合もあるかもしれません。
2-2. ガスランタン
明るさと手軽さをバランス良く兼ね備えたランタンです。LEDランタンより明るく、デザインの種類もたくさんあります。ただ、一酸化炭素中毒の原因となるため、基本的には室外利用です。キャンプを模倣したベランピングなどに向いています。
天候の影響を受けやすいことがデメリットですが、着火自体は初心者でも簡単に行えるでしょう。
2-3. オイルランタン
灯油やパラフィンオイルを燃料とするオイルランタンは、温かみのある柔らかい炎が特徴です。アルコールランプのような仕組みで、やや上級者向けですが、アンティークの独特な雰囲気が楽しめます。雨風にも強く耐久性はありますが、燃料によってはメンテナンスに手間が掛かります。
2-4. ガソリンランタン
ホワイトガソリンを燃料とするランタンです。高火力の明るさを安定的に保ちますが、着火に事前準備が必要になるため、手間は掛かります。
芯の先端をカットすることで、炎の形を変化させることもできるため、個性的な雰囲気を楽しみたい方はぜひ挑戦してみてください。
3. インテリアとしてランタンを利用する際の選び方
最後にインテリアとしてランタンを使う場合の選び方をご紹介します。ランタン選びで失敗しないためにも、以下の方法で商品を決めるようにしましょう。
3-1. 明るさで選ぶ
ランタンを選ぶ方法として1つ目に挙げられるのは明るさから考える方法です。インテリアとして最も人気のあるLEDランタンの場合、1,000ルーメンほどの光量があるとしっかりとした明るさが保たれます。ランタンをどのように使用したいかを考え、そこから必要な明るさを導き出しましょう。
3-2. 給電方法で選ぶ
LEDランタンの給電方法には、USB充電式と乾電池式の2タイプがあります。USB充電式は充電する手間が掛かりますが、繰り返し利用できるためランニングコストが抑えられるでしょう。乾電池式は電池を入れればすぐに利用できます。電池がなくなったら交換する必要があるため、コストは充電式より掛かってしまうでしょう。
3-3. 利用目的で選ぶ
ランタンを使用する場所が室内なのか屋外なのかで選ぶ商品も変わってきます。テーブルにあてる光だけで良いのか空間全体を照らしたいのかでも選ぶ商品は異なるため、利用目的を明確にしておきましょう。
その際は、誰が使用するかも考慮することをおすすめします。子どもがいる場合は安全性を重視することをおすすめします。
3-4. 使用時間で選ぶ
燃料の補給や充電がどれくらい必要ないかもランタンを選ぶ上で重要なポイントです。長く使用できるほどランニングコストも低く抑えられます。使用目的と合わせてどのくらいの時間使えるか考慮して商品を選ぶようにしましょう。室外で使用する際は燃料や充電が長持ちする商品がおすすめです。
3-5. デザインで選ぶ
ランタンが馴染むインテリアはヴィンテージスタイルやアメリカンスタイル、ブルックリンスタイルなどです。空間の雰囲気に合わせて、ランタンのデザインを選ぶのも良いでしょう。
最近では、さまざまな色や形のランタンがあります。ランタンと合わせて、流木やアロマなどを置くのもおすすめです。お部屋をコーディネートする際は全体像をイメージしてから家具や雑貨を選ぶようにしましょう。
※ 参考記事: 「アメリカンインテリアとは?種類やコーディネート方法をご紹介!」
※ 参考記事: 「ブルックリンインテリアの特徴とは?コーディネートのコツも解説!」
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、インテリアにランタンを使用するメリットをご紹介しました。自宅にランタンがあることで、柔らかい空間となり、気持ちを落ち着かせることができます。
幻想的でロマンチックな雰囲気をつくれるため、アメリカンな印象もつくりやすいでしょう。ヴィンテージな雰囲気をつくりたい方はぜひランタンも取り入れてみてください。
ランタンを選ぶ際には明るさ・供給方法・利用目的・使用時間・デザインを考慮することをおすすめします。お気に入りのランタンでおしゃれな空間をコーディネートしていきましょう。参考画像をたくさん用意しておくと、失敗するのも防げます。